side by side:湘南夫婦のあしあと

二人が好きな地元湘南、スポーツ観戦、旅行、食べ歩き,音楽・美術鑑賞など、日々のあれこれを綴ります

教場0 教場X 長岡弘樹 (2316 2317)

2023年05月10日 | 書籍・雑誌

*****ご注意!!!一部ネタバレの可能性があります!*****


この春、木村拓哉主演でテレビドラマ放映されている 教場0
坂口憲二がドラマ復帰するのも話題ですね。
前回放映でチラ映りしてファンを喜ばせました。

警察学校が舞台の教場の教官風間公親が教官になる前の捜査1課時代のストーリー
若手有望株の育成のため、拝命後3か月程度の新米刑事が風間の指導をマンツーマンに受けるストーリー
風間道場と呼ばれる育成システムは、新米刑事の観察眼・推理力、なにより胆力を育てるため、新米刑事に事件解決を迫る。
自分の未熟さから犯人をとり逃すかもと弱音を吐く新米刑事には、犯人を逃しても育成に寄与するなら構わないというスタンス
但し、結果がでないと交番勤務に戻すと言われ、新米刑事は崖っぷちいるストレスとも戦いながら事件解決に奔走する。

テレビドラマでは、複数いる新米刑事が何回に亘って登場するが、書籍では事件ごとに新たな新米刑事が登場する
ストーリーの大筋は原作通り
風間が刑事に弱点を指摘する件がドラマではあるが、原作はそこまで新米刑事のストーリーを深堀していない。

各事件は倒叙ミステリ(先に事件の概要が犯人目線で描かれ、刑事がアリバイ等を崩して犯人を追い詰める)で描かれている
原作の事件そのものが設定やトリックが面白く、ドラマではほぼ原作に沿って映像化していると思います。

先に読んでおくと、新米刑事(と風間)と犯人との対決を演出の細かなところも注目してみることができて、書籍とドラマ、両作品とも楽しんでいます。



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