METライブビューイング シンデレラ(マスネ)<短縮・英語版>を鑑賞してきた。
21-22シーズンのメトロポリタン歌劇場公演は昨年9月に再開し、世界的にはMETライブビューイングも10月からスタートしている。
21-22シーズンのメトロポリタン歌劇場公演は昨年9月に再開し、世界的にはMETライブビューイングも10月からスタートしている。
日本の上映は2か月ほど遅れての録画上映になるが、1月下旬から始まっていた。
楽しみにはしていたが、やはりコロナ・オミクロン株の蔓延で1-2月は映画館に足を運ぶ気持ちになれず、本作品が久しぶりのMETライブビューイング鑑賞となった。
現地1月1日のホリデーシーズン上演作品
現地1月1日のホリデーシーズン上演作品
メトロポリタン歌劇場はホリデーシーズンに子供も楽しめる作品を選び、飽きずに楽しめるよう英語版にしたり上演時間を短縮したりしている
本作は、フランス・オペラ サンドリヨン の英語版
本来は4幕、途中休憩のある演目だが、本作品は全4幕休憩なし、上演時間も40分ほど短縮されている。
会場の映像も流れたが、NewYearイベントとして子供の姿も多かった。
もちろんマスクは着用されていた。
METライブビューイングでは2018年に「サンドリオン」を上映している。(松竹HP内の作品紹介サイト)
今回の作品は2018年のロラン・ペリーの新演出にアレンジを加えているようだ。
舞台装置・衣装等はほぼ同じ
舞台は最初から壁紙がフランス語で書かれた童話本の1ページのようで、夢の世界に誘われていることを意識させる。
幻想的なライティングも効果的なうえ、天井カメラからの映像は出演者のパターン移動時が面白かった。
シンデレラ、フランス語のサンドリオンが「灰かぶり」という意味なのを初めてしった。
また、王子役はメゾソプラノの女性が演じているのも新鮮だった。
王子役のエミリー・ダンジェロは男装の麗人と紹介されていたが、まさにそのとおり。
青年の瑞々しさ・頼りなさも立ち姿にあってはまり役だったと思う。
シンデレラ(英語 上演日2022年1月1日)
演出: ロラン・ペリー
シンデレラ: イザベル・レナード
王子: エミリー・ダンジェロ
妖精: ジェシカ・プラット
ド・ラ・アルティエール夫人: ステファニー・ブライズ
パンドルフ: ロラン・ナウリ
演出: ロラン・ペリー
シンデレラ: イザベル・レナード
王子: エミリー・ダンジェロ
妖精: ジェシカ・プラット
ド・ラ・アルティエール夫人: ステファニー・ブライズ
パンドルフ: ロラン・ナウリ
指揮: エマニュエル・ヴィヨーム
次作は3/18~ リゴレット