side by side:湘南夫婦のあしあと

二人が好きな地元湘南、スポーツ観戦、旅行、食べ歩き,音楽・美術鑑賞など、日々のあれこれを綴ります

吉見友貴 ピアノ リサイタル 2019 @トッパンホール

2019年11月27日 | 音楽
日曜日の午後 飯田橋にあるトッパンホールでの吉見友貴さんのピアノリサイタルを聴きに行った

トッパンホールは初めてでしたが、同じ建物に印刷博物館が入っていて今年の8月に来たことがあります。
飯田橋駅から徒歩圏、コンサート帰りに余韻を楽しみながら歩くのに丁度良い距離です。
ホールは落ち着いたサロン風雰囲気で、前方は椅子が前列とずれて配置されているので、前列に座る人の高さに左右されない。
前方の席はさほど高低差はないが、後方は高さがあってステージがしっかり観れる配席だった
今回は2列目のほぼ中央という良席で、指の動きもかろうじて観れる席だった。

吉見さんは最近夫婦で楽しみにしているピアニストのひとりで、チケットの情報があればなるべく入手するようにしている。

プログラムの挨拶に”トッパンホールは優勝した日本音楽コンクールの予選の会場として思い出深い事。プログラムは今の吉見友貴を聴いて貰おうと熟考したもの”とあり、吉見さんの力の入れようが伝わるものでした。

ベルク: ピアノ・ソナタ Op1☆
ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ第30番ホ長調☆
ラヴェル: ラ・ヴァルス
(休憩15分)
ショパン:舟歌
ショパン:ピアノ・ソナタ第3番ロ短調☆
(アンコール)
ラヴェル: 組曲「クープランの墓」よりメヌエット
リスト: 愛の夢

パンフやリサイタル告知HPでは上記のうち3曲(☆)が告知されていた。

ベルクは 4月のCHANELピグマリオンデイズ でも聴いたもの。
その際、ベルクの曲に対しての想いも語っていました。

どの曲も素晴らしく、大変楽しめました。

特に、前半の最後のラヴェル ラ・ヴァルスは初めて聴きましたが、なんとも洒落ています。
複雑さと優雅さが同居していて、目の前で鍵盤の上を指が躍っているようで圧倒されました。
素晴らしかった
また聴きたい作品です。

アンコールの愛の夢は パーシモンホールに続いてですが、より抱擁感が増していて、甘さも垣間見れ、印象が少し変わっていました。

来年夏のリサイタルツアーも決まったようです。
これからの活躍も楽しみです。






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