務川慧悟さんのピアノリサイタルに行ってきました。
オーケストラとの共演は最近でも聴いていますが、ソロリサイタルは2020年ぶり
会場はサントリーホール
平日夜にも関わらずチケットは完売と人気のほどが窺えます
JS.バッハ:パルティータ第1番 変ロ長調 BWV825
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第17番ニ短調「テンペスト」Op.31-2
(休憩)
ショパン:ポロネーズ第7番 変イ長調「幻想」Op.61
フォーレ:ノクターン第8番 変ニ長調 Op84-8
フォーレ:ノクターン第13番 ロ短調 Op.119
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第2番 ニ短調Op.14
(アンコール)
ラヴェル/務川慧悟編曲:マ・メール・ロワより「妖精の園」
ショパン:英雄ポロネーズ
ショパン:英雄ポロネーズ
テンペスト、ポロネーズ幻想と知っている曲だけど、全く新しい印象を受けた
生演奏だからか、務川さんの解釈・表現だからか
配布された冊子に、プログラム構成の思いが綴られていた。
「幻想ポロネーズを今一度弾かなければ、どうしても。」から始まっていた。
この冊子のおかげで、聴衆もこの夜のプログラムに上手く対峙できていたのではないだろうか。
終わってほしくないリサイタルでもあった。
最後はスタンディングオベーションで、皆充実した表情で帰路についていたと思う。
アンコールのマ・メール・ロワ、美しかった