入場券も素敵な空想旅行案内人ジャン=ミッシェル・フォロン展
現在東京ステーションギャラリーで開催中です(9月23日まで)
日本では30年ぶりの回顧展
展覧会チラシも3種類作成されて、どれもフェロン作品の良さを伝えている
ジャン=ミッシェル・フォロンはベルギーのアーティストで作品は版画や水彩画、ポスター、文学作品の挿絵など多岐にわたる
優しく温かみのある色調に漠然とした人物像
夢の中の一場面のような作品も多いが、アムネスティの人権宣言の挿絵にも描いている
とても親しみやすいが、長くじっくり観ているとハッと気づかされたり、考えさせられたりする作品も多い
風刺というほど明示したり皮肉ったりはしていないが、「これで(このままで)いいの?」と。
不安にさせられる画風ではなく、落ち着いた気持ちで鑑賞できるからこそ、心を寄せられる余裕があると気づかされる
本展は東京で9月23日まで開催後名古屋市立美術館、あべのハルカス美術館に巡回予定