side by side:湘南夫婦のあしあと

二人が好きな地元湘南、スポーツ観戦、旅行、食べ歩き,音楽・美術鑑賞など、日々のあれこれを綴ります

ショパン国際ピアノコンクール 開幕

2021年10月05日 | 音楽
今回18回目となるショパン国際ピアノコンクールが開幕しました。
東京五輪と同様に、昨年開催予定が1年延期されました。
公式サイトは英語かポーランド語ですが、日本のクラシック音楽サイトの多くがコンクール・ピアニストの解説・進行状況を伝えています。

多くの名ピアニストを排出してきたショパン国際ピアノコンクール
世界3大コンクールのひとつと言われ、演奏曲はショパンの作品だけ、5年に1度ワルシャワで開催されます。

コンクールは 約1か月間続きます。
第一次予選(10/2~7)
第2次予選 (10/9~12)
第3次予選 (10/14~16)
本選 (10/18~20)

コンクールの模様は公式サイトでストリーミング中継されています。
アーカイブも残っているので、時差で日本深夜の時間帯にあたるevening sessionも見ることができます。

今年は日本からは14人が参加しています。
うち5人は既にCDデビュー、演奏活動をしています。

小林愛実さんは前回のコンクールでファイナリストに残っています。
反田恭平さん
牛田智大さん
角野隼人さん
古海行子さん

昨日10/4は上記5人のうち3人(反田さん、角野さん、牛田さん)が登場しました。

私は編集されたドキュメンタリーは見たことがあったのですが、ライブ中継は初めてです。
第1次予選の各ピアニストの割り当て時間は30分
演奏が終了ごとにピアノの入替が行われます。

審査員の方々は後方(2階席の前列?)に資料を広げていますね。

ピアノの交換が終わった後、丁寧に鍵盤を拭いているところ

ピアニストはコンテストの前にピアノの試し弾きをして、自分が使用するピアノを選んでいるそうです。
ピアノメーカーとしては、自社のピアノが選ばれるか、選んだピアニストが好成績を残せるか、その点でも競い合いが行われています。

観客数は少ない感じがしたのですが、制限があったのでしょうか。
予選、平日のためでしょうか?
皆さんマスクをしていて、私が見た範囲ではブラボー等の声出しはなかったですね。

演奏中だけでなく、名前が紹介されている間からカメラがピアニストに張り付いていました。
ステージへの登壇シーン
アニメ ピアノの森を思い出しました。

反田さんは珍しく緊張が伺える演奏だったので、驚きました。
直後のインタビューでアクシデントが・・・と言及されていましたが、果たして。
角野さんは予備予選より楽しめた、とのコメントどおり、角野さんらしい演奏だったように思えますが、ショパンコンクール向きだったのかはわかりません。
牛田さんは登場前のリラックスした姿にホッとするとともに、幼い頃から活躍しているイメージが強かったのですが、大人の風格をもっての演奏でした。
とにかく、皆さん無事に演奏を終えてよかったです。

日本人の演奏だけでなく、他の参加者の演奏も聴きましたが、当然のことながら皆さん素晴らしく、どの演奏も聴きごたえありました。
予選を経るごとにふるい落としがあるわけですが、ショパンの曲という限定があってもピアノの選択、選曲など多くの要素があり、私には全く予想がつかず、ただ応援するのみですね。








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