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"判断留保"
“僕らしくなくても僕は僕なんだ 君らしくなくても君は君なんだ” 【ハイロウズのNo.1】

目は文字を解するためでなく 耳は言葉を解するためでなく

2020-01-28 17:09:48 | biota

目は、視覚は、文字を解釈するためじゃない
耳は、聴覚は、言葉を理解するためじゃない
手は、文字を綴ったり楽器を奏でたりするだけではないし、
鼻や舌は、料理や紅茶の香りを楽しむだけでもない

人の体験や思考を通過した後の二次的、三次的な情報
手っ取り早い知識をすぐに求めてしまうけど
音楽とか言語とか
科学とか心理学とか

だけどもっと原始的な体験がある
思考が入り込む前の
知識が入り込む前の

言葉にすると「光」とか「あったかさ」とか「心地良さ」とか
「痛み」とか「気持ち悪い」とか・・・・・・なっちゃうけど

それらを言葉や知識のフィルターを通さないで感じたらもっと素敵
感覚や体験を、生物学的な意味合いの中や人間的な物語の中で感じなくてもいいんだ

世界は言葉になる前の
言葉を知る前の
もっと「原始的な体験」から始まっている
自分の、自分だけの ほんもの の体験から
生を始めたい

いきものたちの世界と人間たちの世界

2020-01-11 15:36:54 | mundus - world - 世界
都市で生まれて、都市で育ったけど、例えばこれから進学しようとする時とか、就職しようとする時とか、もっと大きくなった人がその後の生活の道を考えようとした時に、自然とつながって生きるような道を選べるような模索できるような、そういうきっかけになる場所があるのはいいことだと思う。実はいっぱいあるんだろう、世界中に。「パーマカルチャー」とか「村」とか「キブツ」とか。最近ネットのおかげで目に見えるようになったのかな。大昔からある生活の知恵(食べ物を発酵・保存したり、自然の素材から住居や衣服を作ってメンテナンスしたり)を繋いでいったり。協力隊が終わったらそういうことをしたいな、なんとなく。自分は自給自足しつつ(いきなりハードル高 笑)そういうのを学んだり体験したりする人たちを受け入れらる場所を作ったり、手伝ったりしたいな。よし、口に出してみたぞ 笑

都市にすべて飲み込まれて、土も山肌も全部コンクリートで固められて、そういう選択肢すらなくなってしまったら悲しい。「都市か原生林」かではないんだし。その間もあるんだし。その間は大事なものだと思う。人間の世界と生き物たちの世界が完全に別々に分かれてしまわないためにも。都市に生活している人たちにとっても、水も空気も食べ物もこの世界から自然から直接やって来るものだってことを、身をもって実感するための機会は大切なはずだ。「普通」に考えて、魚や植物が生きているところを上から土砂で埋めるとかしないと思うけど、だから「普通」が一つじゃないんだね。俺だって、色んな「普通」を踏みにじって傷つけまくってるんだな。






「都市」とか「社会」とか「世界」とか、そういう言葉は大層に感じて荷が重いので本当は使いたくないけれど、他の表現がわからない。



平常のバイタリティーが低すぎるので、まずは、元気な心と体!! 😅

2020-01-09 16:13:59 | universum - 宇宙
海はすごい
体液を共有してるみたいだ
一つの海の中にみんな溶け合っている
体の中と外がつながってる
海という環境がそのまま体の中まで細胞の中までつながってる
細胞の一つ一つが直接環境につながってるみたい
細胞の一つ一つが海に裸で浸って、さらされているみたい

陸上の生物だって同じかな
水ほど目に見えるものでもないけれど
大気を共有している
吸う息と
吐く息と
つながっている
食べ物を大地から頂いて
それらは太陽の光や水や何かでできている
太陽の光は行き渡る
風も行き渡る
この雲はどこから来たのか
いまここに降る雨水はどの海から昇ったのか

みんなつがなってる

命は意外と簡単に終わる
エビに喰われたり、イカに喰われたり、シャチに喰われたり、鯨に喰われたり
喰って喰われて

海にぷかぷかと浮いた白いブヨブヨな巨大な物体に群がる魚たち鳥たち
そのブヨブヨは巨大な 鯨 の亡骸です。
どんだけのエネルギーの塊か
サメも海鳥も飛び魚もシャチもみんな集まる

そして「鯨骨生物群集」と呼ばれるのは深海に沈んだ鯨の骨に群がる生物たち
鯨の体は脂肪分がとても多いため、脂肪の分解過程で発生するメタンや硫化水素などをエネルギー源とする特殊な細菌が増殖し、独自の生態系を成すそうです
火山口とか、ガラパゴスみたいな離島とか、火星とか、そういう隔離された独自の生態系

命とは何ですかね
それは定義するものではなくて
生きるものだろう
感じるものだろう

いまここで起こっていること
反応し合って変化し合うエネルギー反応の連続
連鎖する反応が全て終わって収束した後に冷たい宇宙が残るのか



もう何も起こらない世界
時間も空間もない世界

もう何も感じない世界
喜びも苦しみもない世界

もう世界ですらないかもしれない世界




何も起こらないはずだけど

そこからまた宇宙は始まるかもしれない

人間の世界では「理に叶った」ことばかりが信じられているが
「理」は人間の思考に宿るものだから
人間だけがいつも「理」を求めているのだから

宇宙の始まりには
「理」
はいらない

理由も、筋道も、必然性も、何もいらない




起こることはただ起こるだけ