今日はどうせ出かけるのだから医者を2ヶ所行こうと思っていた。
開業医は午後の診察開始が2時45分と始まるのが遅い。
昼食の後出かける前に少し時間がある。
庭に少しだがまだきれいに咲いている菊を見つけた。
仏壇の花を取替えよう。
仏花器に菊を生けて運んで居たら、どうしたはずみか、手が滑って花器を放り投げてしまった。
花器も花も異常なしだったが、床が水びたし、後始末した。
もう出掛ける時間だがとっても考えてしまった。
出掛ける前にこんな事があった、まぁ花器は割れなかったが、カレンダーを見たら今日は仏滅だし何か有ったらどうしょう
でも、もう薬が無い。
思いきって出掛ける事にした。
じぃじの遺影によくよくお願いして無事行って来れますよう。
車の運転は特に気をつけて。
整形外科に行った、帰り際に看護師さんがいつも「お大事に」と声をかけてくれるのに今日は「お気をつけて」と言われた。
次の泌尿器科の先生もいつも「お大事に」と声かけてくれるのに、今日に限って「お気をつけて」と言われた。
自分が出掛ける前の事を気にして居る為か、特に気に成った。
薬屋に寄って、外に出て見たらもう、車にライトをつける時間、あぁ嫌な時間に成ってしまったな〜。
なにせ、出掛ける前の事が頭に有るので、気に成って仕方無い、とっても緊張してやっとの思いで家にたどり着いた。
何をするより前に部屋の灯りをつけて、遺影に手を合わせて「じぃじ見守って居てくれて有難う」
本当に無事に過ごせて良かった1日だった。