カメラを片手に

春日大社・国宝館で「最古の日本刀の世界 安綱・古伯耆」展が

1.8℃と冷え切った午前七時二十三分、この地にも冷気を切り裂き、
朝日が昇ってきました。
冬至が過ぎ夜が短くなり始めており、Xmasの今日は日の出の方位
も南中する太陽の高度も一番低い日、でも寒さはこれから本番に。


日中は風もなく14.8℃まで上がり、ぽかぽか陽気で、網戸の掃除も
はかどりましたが、・・・ツカレタ。

春日大社」・国宝館は「平安の正倉院」とも称され、
平安の王朝時代の美術工芸や、日本を代表する甲冑や刀剣等武器武具
など国宝352点、重要文化財971点を数えます。


当館ではでは12月28日(土)から3月1日(日)まで
最古の日本刀の世界 安綱・古伯耆』展が行われます。
休館日は前後期入れ替えのため1月27日~31日のみ。


鬼才・安綱の名品と、直刀から日本刀へその成立の謎に迫る展覧会で、
平安時代の伯耆国の『安綱』は、京都の三条宗近らと並ぶ最古級の
刀匠で、その作品は源氏をはじめ武家社会で尊ばれて秘蔵された。
さらに神へと捧げられたが、その安綱門下はいつしか途絶え、
残された作品も少ない。

1.今回、900年の時空を超えて、国宝や需要文化財に指定された
  安綱・古伯耆のほぼすべての作品が展示される。
童子切』東京国立博物館では門外不出の国宝で、鬼才安綱の
最高傑作とされ、「天下五剣」の一つとも。源頼光が酒呑童子退治に
用いたとされる伝説の太刀で、頼光から足利将軍家、徳川家康を経て
津山松平家へ。腰反りの高い姿で、変化に富む小乱れの刃文を焼く


鬼切丸』北野天満宮所蔵、重要文化財、前期のみ
 足利一門の最上家に伝来


天光丸』坪井八幡宮(河内源氏の氏神)所蔵、重要美術品

2. 源氏代々の名宝が集結
平安時代、同時期の名刀も展示される
源義経が奉納されたと伝わる『薄緑丸』箱根神社所蔵

3. 拵(こしらえ)に込められた武士(もののふ)の美
 唐大刀の様式を伝える
 完存品が三例しかない毛抜形太刀のうち
「金地螺鈿毛抜形太刀」春日大社所蔵、国宝
「紫檀地螺鈿銀樋毛抜形太刀」春日大社所蔵、国宝

4. 直刀から日本刀へ、
 平安時代の日本刀成立期作品をあわせて展示し、その成立の謎に迫る。
『黒漆平文飾剣』春日大社 


5. 古伯耆太刀勢揃い、もう一振りの国宝と春日大社の名刀
『太刀 銘安家』」京都国立博物館所蔵、国宝
太刀 無銘(古伯耆 伝安綱)』春日大社蔵 重要美術品
 1939年に宝庫天井裏から錆びた状態で発見され、平成29年に研磨した
 ことで古伯耆の太刀として確認された。


刀剣ファン、ならずとも一度は拝見したいものです。

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