深夜一時ごろに最低気温27.1℃を記録してから南東からの湿った大気で上がり
出したようで、タイマーの切れたエアコンを再稼働、寝苦しい熱帯夜でした。朝からの真夏のような日差しで、11時半には33.9℃(今日の最高気温)と。
10時
その後空模様がおかしくなり、午後2時前には雨、気温は28℃台まで急降下。
台風9号の影響だそうで、その後伊勢湾台風並みに発達する台風10号の影響
下で週末過ぎまで天候の急変が引き継がれると。なお非常に強い台風10号も
満州からシベリアにある寒冷渦に引きずられるように九州へ接近・上陸する
コースを取るらしく、風水害に注意しなければいけません。
この暑い最中に90分ほどで小庭の2坪ほどの小さな菜園を30㎝程掘り起し、
肥料を漉き込めば汗まみれ、久しぶりの重労働でシャワー後も体が悲鳴を。
隣家の柵から、アスパラガスの畝に雑草が見える。目を引くのは・・・
線香花火を反対にしたような雑草『カヤツリグサ・蚊帳吊り草』で、別名
「升草」「蜻蛉草」 というカヤツリグサ科・属 の一年草です。
根元に細長い葉があり、その真ん中から直立する三角形の茎を伸ばし、
先端に花序をつける。小穂がブラシのように突き出している。
『かたくなに一人遊ぶ子蚊帳吊草』 富安風生
その隣には真昼の花火みたいに咲く花がある。
昼には閉じていたが三時過ぎには開いていた。今年は小さめです。
『ハゼラン・爆蘭』で、南米原産のスベリヒユ科・ハゼラン属で明治初期に
渡来し、丸くふくらんだ小さなつぼみが爆ぜるように開く5弁花は 、蘭の
ようにきれいなことから名づけられたと・・・。
別名の 「三時草」や「三時の貴公子」は昼過ぎ3時頃から 花が咲くことから、
そして「花火草」は、たくさんの花と実の様子が 花火に似ているから。
その他に「米花蘭」、「星の雫」、「江戸の花火」、「夜々の星」
「おしん草」、「星月草」など、
英名では小さな実が珊瑚で「コーラル・フラワー」とも呼ばれる。
蟻さんまで忙しそう。夕方まで時間がありませんよ。
花言葉は、「真心」、「永遠にあなたのもの」
今年はCOVID-19で軒並み花火大会が中止になりましたね。
この草を見て、来年に想いを馳せましょう。