カメラを片手に

迢空忌で

今朝も深夜1時ごろの26.5℃が最低で気温が上がり始め、厚い雲に覆われてい
るのに、10時前には30℃を超えた奈良、台風9号の影響で南からの湿った大気
が押し寄せて、蒸し暑さは最高です。
      10時

さて問題は台風の動き、台風9号は朝鮮半島を抜け大陸へ、そして台風10号
は伊勢湾台風以上も915hpまで発達し、台風9号の後を追うように似た経路を
たどるため、進路の奄美方面から九州は大荒れとなり、関西でも急な豪雨も
考えられ、最大限の警戒が必要ですね。

今日は『迢空忌折口信夫(おりぐちしのぶ)の1953(昭和28)年の忌日。
日本の民俗学者、国文学者、国語学者であり、釈迢空(しゃく ちょうくう)
と号した詩人・歌人でもあり、同性愛者でもあった。
國學院大學 ・ 慶應義塾大学で教授を務め、彼の成し遂げた研究は「折口学
と総称され、また柳田國男の高弟として民俗学の基礎を築かれている。
墓は気多大社がある石川県羽咋市一ノ宮町で眠っている。
 
代表的な短歌を示す。
遺歌集「倭をぐな」には 
子をおもふ親の心のはかりえぬ深きに触りて我はかなしむ

歌集「海やまのあひだ」からは
葛の花踏みしだかれて、色あたらし。この山道を行きし人あり
9月の終わりごろには、クズの花が道端に落ちてこのような光景に
今は咲き始めたばかり・・・
      

今散る花といえば、サルスベリ・百日紅ですね。
散歩で珍しい花?と思えば、上から百日紅の花が落ちてきたよう。


我が小庭でも次から次へと咲き、花びらが落ちている。
 

折口の歌碑の立つ島があります。
日米激戦の地、多数の死傷者を出した島、『硫黄島
今はブーゲンビリアが咲いているそうで、
歌碑は鎮魂の丘でブーゲンビリアを背景に建ち、こんな歌が
     硫気噴く島

     たたかひに
     果てにしひとを 
     かへせとぞ
     我は呼ばむとす   
     大海にむきて   釈迢空
     2015.8沖縄   
     
昨日9月2日は連合国では『対日戦勝記念日(VJデー)』とされている
1945年9月2日は、ミズーリ号で聯合国側代表マッカーサー元帥と日本政府
代表重光葵外相が日本の降伏文書に調印した日。
第二次世界大戦が終結し、連合国が日本に対して勝利した。

75年前の話が・・・日米の英霊に祈る

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