今朝はムシムシして涼しくなく、最低気温は24.4℃と熱帯夜を逃れた。
ギラギラの太陽が屋根瓦を焼く。2階に上がればもう既に熱地獄だ。
9時、29.4℃、69%
灼熱の太陽が焼くのは「土用干しの梅干し」、
『梅干や土用三日を干し終へて』 小松渓水
やっと腰の上がった連れ合い、我に梅漬けを干せというのだが・・・、
私は梅干しはほどんど食べない。
この時期のもう一つの大仕事「湿し灰づくり」にも、
一度手伝ったら、翌年からあてにされてしまった。
こんな経緯があるので、連れ合いが元気なうちは、ご免こうむりたい。
そのうちに
『共に老い妻を手つだふ土用干』 長憲一
連れ合いは仕方なく、朝から土用干しをし始めた。
さて昨日のこと、奈良の朝は25.6℃とシーズン初めての熱帯夜、昼も35.1℃と
猛暑日だった日に、昨年の御在所に続き、今年は名古屋へと有効期限7月31日
までの近畿日本鉄道の沿線招待乗車券で連れていかれた。
名古屋城と徳川美術館の予定だとかで、往路の特急券だけはネットでゲット。
大和西大寺駅から特急で大和八木へ行き、7時29分発ひのとり7列車は先頭車
のプレミアム席800円upは満席状態だったのであきらめ、今回もレギュラー席
ひのとり料金200円upで特急料金込みで1840円です。
レギュラー席もビジネス客が半分ほどで、乗車率は60%に驚きました。
COVID-19感染症の第5波が来ているのにと・・・眠りに・・・
これが失敗、きちんと行く場所を我が検索しておけばよかったのに。
近鉄名古屋に9時12分に着き、名古屋地下鉄桜通線・名古屋駅マナカ券売機で
「バス・地下鉄全線一日乗車券」870円を購入。
これで使ったのは、地下鉄:名古屋駅(210円)久屋大通駅
大曾根駅(270円)名古屋駅
バ ス:名古屋城正門前(210円)徳川美術館 だけ
*予定した久屋大通(210円)名古屋城正門前は歩いたため、赤字でした。
連れ合いの言葉に従い「久屋大通駅」へ着き、バスの乗るはずが・・・
バス停の位置がよく判らず、地図で歩いて10分ほどだったので、歩く歩く
独特な建築物の愛知県庁と名古屋市役所が並んで建つ。
この建物の主、知事と市長は犬猿の仲なのに・・・
近くにラウンドアバウト(環状交差点) が最近設置されたばかり、
日本で見るのは初めてで、2014年9月に施行された道路交通法改正による。
リニア工事中の名城リニア避難口を通れば、シースルーエレベターのある
国家公務員共済組合連合会「名城病院」、ホテルかとまちがうぐらい。
この辺り、左側に戦前の旧陸軍第三師団司令部跡で、この部分の空堀の外堀
の向こうは二の丸、戦前は歩兵第六聯隊が置かれていた。
少し行くと門が見えてくる。二之丸大手ニ之門で、歩兵第六聯隊営門だった。
現在はドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)が建つ。
金シャチ横丁、「義直ゾーン」には味噌煮込みうどんの「山本屋総本家」や「みそかつ矢場とん」、「ひつまぶし名古屋備長」などの名前が・・・
正門前まで暑い中を歩いてきた。テント内で体温とアルコール消毒をする。
明治時代半ばに宮内省管轄となった証の「恩賜元離宮名古屋城」の石碑があり
現在は特別史跡名古屋城となり、日本100名城に選定され、異名は名城(めいじょう)、金鯱城(きんこじょう、きんしゃちじょう)、金城(きんじょう)と。
名古屋城は、近世城郭築城技術完成期の1610年(慶長15年)、徳川家康は子義直の居城として普請を開始され、御三家筆頭・尾張徳川家の居城として栄えた。
戦災で焼失したが1959年、金のシャチをいただく五層の大天守閣(約48m)と
小天守閣(約24m)が鉄筋コンクリートで再建された。残る本丸御殿も2018年に
再建され威容が蘇ったが、天守閣の耐震不足のため非公開となり、早くて2028年頃に木造として再建される予定と。
HPより
大人一人500円を支払い正門から入る。
史跡内に入るとボランティアの方が無料で約45分案内しますとのこと。
西南隅楼と天守閣を眺めるも、新しい金のシャチ(14金)は足場が組まれ
8月末ごろ外れるとのこと。
木造で再建された時に来てみたい。