台風8号からの低気圧が停滞し、それに向かい暖湿な空気が吹き込んでおり、
福井では記録的短時間大雨情報がでている。
全国的に不安定な天候の様で、奈良では空全体に雲の多い天候、午前10時過
ぎには30度を越えたが、湿度が高く思った以上に蒸し暑い。
東の春日奥山はぼんやりとしている。
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1890年の今日7月29日、オランダの画家「フィンセント・ファン・ゴッホ」が
ピストル自殺をした日です。
ポスト印象派を代表する画家で、大胆な色彩とタッチにより、ヒマワリや糸杉
などをモチーフとして、自己の感情を表現されている。
特に向日葵はアルル時代を代表するも全作品のシンボル的作品でもある。
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2003年秋、東京の損保ジャパン東郷青児美術館(現SOMPO美術館)での企画展
シカゴ美術館の『ルーラン夫人ゆりかごを揺らす女』の左右にゴッホ美術館と
当館所蔵のひまわりを始めて鑑賞することができた。
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2005年にはロンドンのナショナル・ギャラリーへ出向き、そして2007年に
アムステルダムのゴッホ美術館のひまわりと再会している。
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次なる目標はミュンヘンのノイエ・ピナコテーク とフィラデルフィア美術館
COVID-19で自由に海外旅行が出来るようになるのは・・・。
昨日の墓掃除の帰り道、遠回りをして明日香村を通り「三輪明神 大神神社
(おおみわじんじゃ) で少し遅いのですが「夏越の祓い」と摂社・狭井神社で
ご神水を頂きにまいりました。
亀石近くの交差点の一角に新しくコンビニができているのにびっくり。
左折して飛鳥川沿いを進めば桜井まで早く着くのですが、石舞台廻りを選択
そのまま進むと、川原寺跡反対側に橘寺が見えるのですが、車載外気温計は
35℃を指し、観音堂は修復工事中で覆屋がされ、車を止める気になれない。
石舞台の無料駐車場も2台だけで人影は殆どなく、西側の広場も・・・
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石舞台古墳は6世紀に巨石30個を積み上げて造られた日本最大級の石室古墳、
盛土が無くなった時期は明確ではないが江戸期には盛土が失われていたよう。
この露出した天井石上面が平らで石舞台と呼ばれている。
(子供の頃はここに登って遊んでいたが・・・そんなに平らでない)
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2018.8.3(西側から)
墳丘は1辺50mの方墳で、周囲には幅8.4mの濠がめぐる。
石室の長さは19.1m、玄室は高さ約4.7m、幅約3.5m、奥行き約7.6m。
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2018.8.3南側から 石室内部を
石の総重量は推定2300t、古墳最大の巨岩である天井石は、南側が約77t、
北側約64tと。(内部に入り覗くと大きさに圧倒される)
この巨大古墳が誰の墓なのかは不明、付近に蘇我馬子の庭園があったことから
馬子の墓ではないかとの説が有力とされている。
さらに石室が露出しているのは、馬子の横暴な態度に反発した後世の人が封土
を取り除いたためともいわれている。 (奈良県観光公社より)
石舞台から蘇我氏の邸宅跡とされる甘樫丘も遠くに望まれる。
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石舞台古風には300円で入場できるが、整備され過ぎて見たことのない風景を
と東側の多武峰へと続く山稜に整備された公園へ。お昼寝中の方が二人
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お邪魔しないようにして上がる。
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北側から見れば、こちら側が頭部かな
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北東側からの全体像です。
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公園を下り、東側の樹林越しに望めば・・・
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さらに遠回りになる多武峰の峠越えをしてみることに、少し上りれば
葛城山方向が望める。
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多武峰方向を眺める。
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橋から見た眺望で、右側の棚田がこの辺りでは有名な「上地区の棚田」。
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ここからもかなり上り、峠を越えれば無料の「多武峰第1駐車場」です。
30段の石段を下れば、談山神社に行けるのですが、急ぐので下りてしまった。
音羽三山が見えてきた。
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談山神社 東大門があり、門前に車を止めた。
左の道は多武峰街道、談山神社参道で、歩けば上りはきついですよ。
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右に句碑、
左側に勝って女人禁制だった名残の「女人堂道」と彫られた石碑と
もう一つは???
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右側には柿本人麻呂の万葉歌碑があり、小説家「山岡荘八」の書になる
「久方の天ゆく 月を網にさし わが大君は きぬがさにせり」
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門前で一礼をして、大神神社へと先へといそぐ。
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