晴れ間の拡がる朝、最低気温は8.3℃と冷え込みは弱く、日中は暖かな日差し
もあり、午後3時には最高気温は20.2℃に。
12時半、19.3℃、46%
昨日は暦の上ではもう立冬、秋が深まりつつありますが、日にちの経つのが
早すぎ、先日の岐阜を経て富山への二泊三日の旅行・・・
目的は富山米・コシヒカリ玄米60㎏とベニズワイガニの持ち帰り
【行程】
10/31 自宅7:00===大野神戸IC===9:10谷汲山・華厳寺10:15===10:25
曇り 道の駅 織部の里もとす10:40===11:40美濃和紙の里会館12:20===
12:40うだつの上がる町並み13:10===13:15道の駅 美濃にわか茶屋
昼食13:50===和紙の里街道・あじさい街道===(栗原ふれあい広場)===15:00
神明温泉 湯元 すぎ嶋
11/1 すぎ嶋10:20===11:10郡上八幡城11:30===飛騨清見IC===高山西IC
雨 ===12:30道の駅 ななもり清見12:55===13:15高山・菓子 分隣堂
13:20(雨が激しく観光を諦める)===16:00富山親戚宅
11/2 朝買い物、昼食(水橋食堂 漁夫)、富山親戚宅15:30===19:00自宅
一日目、ゴミ出しをして出発したのは7時前に、なんとか通勤渋滞に合わずに
名神高速道に乗り、養老SAでトイレ休憩後、養老JCTから東海環状自動車道
に初めて車を、前方の金生山が削られ、石灰岩や大理石が採掘されている。
一車線の対面通行で交通量は少なく、速度制限70㌔であっという間に大野神戸
ICに着き、一般道に降りた。
車載カーナビは古く、事前にグーグルマップとは違う道をたどり、小一時間
で「谷汲山・華厳寺」の駐車場の有料の看板などが目に入るも、ここに止めず
石畳みの長い参道には入れば、両側にお土産物や旅館など50軒ほど連なる。
仁王門から宿場町側の参道が・・・
仁王門を過ぎた左側に無料の駐車場があります。
「谷汲山華厳寺」は、岐阜県揖斐川町にある天台宗の寺院で、大口大領が故郷
へ十一面観音を持ち帰る途中、ここで動かなくなり、修行中の豊然(ブネン)上人
と共に延暦十七年(798)の安置して創建されれば、谷間から油が湧き出たと。100年後にこの話を伝え聞いた醍醐天皇が「谷汲山華厳寺(たにぐみさんけごんじ)」
の山号を下賜されている。
朱雀天皇より鎮護国家の道場として勅願寺ともなり花山法皇、後白河法皇を
始めとする皇室などからも帰依厚く、観音信仰の霊験あらたかな名刹寺院と
して千二百年余の歴史を誇ります。
また日本最古の観音霊場「西国三十三所観音霊場」の第三十三番札所で結願
・満願のお寺として「たにぐみさん」と呼ばれ、春の桜、秋には紅葉の名所
として賑わいをみせるが、西国三十三所では唯一、近畿地方以外にある。
朝早く平日なので参拝者は少なく、参道を行けば・・・
紅葉はまだ早く、11月下旬になるようだ。
三十三度石からまだまだ続く参道です。
遠くの祠の前に百度石が・・・
石段の上が本堂(1879年再建)、銅葺の屋根の吹き替え中で、ほぼ終わりの
様ですね。これから雪のシーズンですから・・・
夫婦そろってお参りできたことが嬉しくて、感謝を伝えました。
ご本尊は秘仏の「十一面観世音菩薩」で、脇侍としては運慶作と伝わる
「不動明王」と菅原道真作の重要文化財「毘沙門天」平安時代が安置される
御詠歌は
(過去) 万世の 願いをここに 納めおく 水は苔より 出る谷汲
(過去) 万世の 願いをここに 納めおく 水は苔より 出る谷汲
(現在) 世を照らす 仏のしるし ありければ まだともしびも消えぬなりけり
(未来) 今までは 親と頼みし 笈摺を 脱ぎて納むる 美濃の谷汲
本堂両側の柱に青銅製の「精進落しの鯉」があり、最後に巡礼者が撫でると。
連れ合いは西国三十三所観音霊場の御朱印帳に、三つ御朱印を頂いた。
そして笈摺堂(おいづるどう)、満願堂へ。
なお奥の院へは蜂やクマに注意と言うことと時間もなく、行かなかった。
本堂右側から廻れば・・・
笈摺堂
石段を上れば満願堂です。
上から谷汲の谷筋に・・・
紅葉はここだけ
これから紅葉狩りとお参りの方々で賑わうことでしょう。