カメラを片手に

円成寺の紅葉は盛りを過ぎる

今朝は5.7℃と冷え込んだ奈良、午前中は日差しもあったが雲に覆われ、午前
11時半頃の16.1℃が最高気温となり、肌寒い一日に。
      13時、15.4℃、52%

今日の誕生日の花はキジカクシ科の「リュウノヒゲ(龍の鬚)の実」、別名は
ジャノヒゲとも呼び、東アジア原産の常緑性植物です。
グランドカバーなどに重宝し、小庭のリュウノヒゲの実はまだ緑色、もう
少しすると実も青くなるのですが・・・
花言葉は「不変の心
      

さて1922年の今日、理論物理学者「アインシュタイン」が初来日100年に。
改造社の招きで43日間滞在されたが、本人の目的はラフカディオ・ハーンが
記した美しい日本を実際に自分の眼で確かめることと、科学の世界的連携に
よって国際関係を一層親善に導くことが訪日の目的であると語り、その後
大正天皇に謁見された。
なお来日の船中でノーベル賞受賞の報に接し、翌年受賞されている。

1999年にアメリカのニュース週刊誌『タイム』は、「パーソン・オブ・ザ・
センチュリー」(20世紀の人)に選出している。 
だが21世紀になっても彼の理論物理学論文は光を放ち続けている。

昨日は午前9時に柳生を出発して笠置寺まで歩き、また戻れば210分の小旅行
歩行数は12000歩ほどでした。
その途中の「忍辱山圓成寺」、8時半過ぎの陽射しで紅葉を見ようと急に思い
立ち、駐車場に車を停めれば、今紅葉シーズン3回目の訪問でした。
でもかって堂宇があった山際へと続く、石段では紅葉が盛りを過ぎていた。
      

道路がわの名勝庭園への入り口の紅葉は、足元に枯葉が・・・

庭園では、11月には入り温かな日が続いていた易経でしょうか、右側の紅葉
が盛りを過ぎている。残念なこと。

円成寺の10月26日の紅葉をのせる。

              10月26日

本堂屋根を緊急修理中で、覆いが掛けられ、中から木を叩く音がする。
手を合わせます。
円成寺の創建は奈良時代(756)と伝えられ、この庭園は平安時代末期(1153)、
寛遍上人のころに造成されたようだ。
鎌倉時代にかけて貴族住宅に流行した寝殿造系庭園に類似し、寺院としては
阿弥陀堂の前面に広がる浄土式庭園として、奥州平泉の毛越寺庭園とともに
貴重な遺構です。10Km西北西の京都側にある浄瑠璃寺も浄土式庭園です。

だが明治時代になると、廃仏毀釈により寺も衰え、池泉と楼門の間の露地に
県道が通るようになる。だが1961年に県道が迂回し、1976年に庭園の復元
改修が施行され、現在の静寂で美しい庭園に戻る。

庭園の右半分
苑池中央と西には中島があり、かつて中央の島には橋が架かっていたと。
左側の半分で、多宝塔が木々の間から見えるのだが・・・


東門からの紅葉も見たかったのだが、ゆっくりできず・・・柳生へ。
柳生陣屋跡の紅葉



柳生地区を南北に流れる「打滝川」の紅葉、グラデーションが・・・


この付近から柳生家の菩提寺「芳徳寺」への参道がある。
隠れた紅葉の名所です。
1638年、柳生宗矩の開基となる禅宗寺院で 今日はここまで。

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