カメラを片手に

京都国立博物館「特別展 畠山記念館の名品─能楽から茶の湯、そして琳派─」へ

昨日は旧暦の18日、陽が落ちやっと「居待月」が顔を出してくれた。
そのため放射冷却が効き、今朝はシーズン最低の6.5℃と冷え込んだ奈良です。
      21時半

午前中は晴れ時々曇りで、午後2時過ぎ19.3℃迄上がるが雲に覆われた奈良に
      15時半、17.5℃、51%

3日続きの外出、今朝10時から事前予約した「京都国立博物館」の
特別展 畠山記念館の名品─能楽から茶の湯、そして琳派─ 」展へ。
      

家に戻れば今日は11000歩、この金土日の3日で4万歩以上にも。
でも足が痛だるく、日頃の運動不足が・・・

近鉄電車で丹波橋駅で乗り換え京阪電車を待てば特急の京阪8000系(2階建車
8800形とプレミアムカー付)8両編成がやってきた。
      

最寄り駅は京阪「七条」、降り立ち地上へ出て、人通りの少ない七条通りを
東に向かえば、電柱脇でヨウシュヤマゴボウの実が黒くなっていた。
 

5分ほどで京都国立博物館・南門入り口には15分前に到着、人はまばらだ。
係の方に伺えば、入館者数に余裕があり、入れてもらい明治古都館前を通り、


西を見れば少し木々が紅葉するなか、
ロダン「考える人」と対峙する京都タワーがそびえている。
      

特別展は、モダンな3階建ての平成知新館です。

「畠山記念館」は、1964年にポンプで創業された「株式会社荏原製作所」の
石川生れの 畠山一清(1881~1971)により、東京・白金台に開館された。
畠山は「即翁」と号し、能楽と茶の湯を嗜む数寄者でもあり、長年に渡り収集
されたコレクションは1300点(国宝6件、重要文化財33件を含む)にも及ぶ。

畠山記念館改築中につき、前後期で選ばれた200件(国宝6件、重文31件を含む)
のコレクションの展覧会は関西では初めて。
「即翁」の審美眼の確かさと美意識の高さに驚きを隠せず、息をのむばかり。
どれか一つを選べと言われても・・・

茶の湯や能などの日本文化のすばらしさを味わえる良い機会にもなった。
写真は禁止ですので・・・
3階へ上がり、3階、2階と1階へと降りてきます。
1章 募集の始まりと金沢
2章 能楽 美意識の支柱
3章 名品との出会い
      

4章 琳派
5章 與集愛玩の想い
      

6章 畠山即翁と茶の湯
       

 平成知新館を出たのは12時過ぎ、140分もゆっくり見させてもらった。
帰りは正門から出れば、


正門を望む


後期も見てみたくなりました。

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