今日は二十四節気の「小寒」で「寒の入り」、「立春」の一日前2月3日まで
の間は「寒」になり、一番寒さが厳しい期間になります。
奈良の今朝の最低気温は1.2℃と平年並み、だが雲量も多く日差しは僅か、
7.6℃迄しか上がらず寒い一日に。
明日は南岸低気圧が移動して週末まで寒い日が続き、土日に一時緩むが、
来週にはまた寒波襲来との予報が・・・。
11時、5.4℃、55%
『高々と微塵の鳥や寒の入り』 石田波郷
正月三が日を過ぎ、仕事始めの昨日、連れ合いを奈良市内へ送っていけば、
若草山の芝を背景に、東大寺大仏殿の鴟尾も鈍く光っている。
11時頃の奈良公園・登大路園地では結構な人が東大寺方面へ向かっていた。
帰りは少しだけ寄り道し、『平城京跡』へ今年初めて訪れれば・・・
南には1998年一番最初に復元された『朱雀門』
東西約25m、南北約10m、高さ約20m、朱色に塗られた入母屋二層構造
復元中でほぼ完成した『第一次大極殿院 南門』で、この春に披露され、
「大極殿」を含む南北約320m、東西約180mの区間を大極殿院という。
そして朱雀門から真北800mには『第一次大極殿』が2010年に復元された。
大極殿は天皇の即位式や外国使節との面会など、国の重要な儀式に用いた。
正面約44m、側面約20m、地面より高さ約27m。直径70cmの朱色の柱44本、
屋根瓦約9万7000枚を使った平城宮最大の宮殿です。
なぜ第一次かというと奈良時代の中頃、一時都とした恭仁(くに)宮に移築し、
山城国の国分寺金堂として使われたが、その後焼失している。
なお第二次大極殿は東南に300m先に建てられていた。
空を見上げれば、凧が4つほど揚がる。平日ですから子供もすくない。
アオサギが舞い降りようとしている。
木の上に『ムクドリ』が
地上では『ハクセキレイ』がよちよち歩きを
ススキ原へいけば、珍しい鳥が見つかるかもしれないが・・・残念!