最低気温が12.8℃と暖かな朝、薄雲を通して日差しが降り注ぎ、午後1時過ぎ
には25.9℃迄上がるも、徐々に雲が厚くなってきた。
天候は下り坂のようで、西から前線を伴う雲の塊が近づいてきており、深夜に
は西からの雨雲がやって来そうですね。
11時、24.2℃、43%
東の春日奥山を眺めれば、ヤマザクラが一気に色あせて来ている。
反対に萌黄色が増えだし「山笑う」春本番、いやもう気候は初夏ですね。
さて150年前1874年のこの日、パリで「第1回印象派展」が開催された。
印象派とは、風景や人物などの映像の「印象」を描き出した絵画を特徴とする
美術運動で、「クロード・モネ」の作品『印象・日の出』1872年に由来する。
(照明の当て方で、印象が変わりますね)
👉
Wikipediaによれば・・・
マルモッタン・モネ美術館が所蔵し、当館は2014年に太陽の位置などから
「1872年11月13日7時35分頃」の風景を描いた可能性が高いと発表された。
〝水平線をあえて上部に置くことで光が反映する水面を大きくとらえ、これに
より細部を簡略化し、全体のバランスを重視する表現が効果的に表される。
波模様はすばやい厚塗りの筆さばきにより簡略に描き上げられ、青い時を朝
陽が照らす光景は色彩も限定されている。
大胆な色彩と平面的な筆致による筆触分割が顕著に見られる作品である〝と
この絵がパリの風刺新聞『ル・シャリヴァリ』で批評家「ルイ・ルロワ」から
軽蔑の念と悪意をこめて、皮肉交じりに「印象主義の展覧会」 として取り上げ
られたことがきっかけで印象派が生まれた新語となる。
数日前、散歩で負荷をかけるため保安林に上れば、北側斜面でも咲き始めた
「ミツバツツジ・三(つ)葉躑躅」を見かけた。
ツツジ科の落葉低木で、近縁のミツバツツジ類の総称でもある。
種としてのミツバツツジを「ホンミツバツツジ」とも呼ばれ、葉よりも先に
ピンク色の花が開き、花冠は直径3~4㎝の漏斗型で、深く5裂する。
本種は雌蕊1個、雄蕊5本が特徴で、下記の写真は雄蕊が10本あることで
近縁のミツバツツジ類と考えられた。
ツツジ科には約4,000種類以上の種類があり、国内にはツツジ属の原種は
数十種類自生しており、江戸時代にツツジの品種改良が盛んに行われたため、クルメツツジやリュウキュウツツジなど多くの種類が誕生している。
近くの公園まで下りれば、街路樹などでよく見るのは「クルメツツジ・久留米
躑躅」、ゴールデンウィークに満開になるのですが、今年は早くも見頃に。
この花は「サカツツジ」「ヤマツツジ」「ミヤマツツジ」の3つのツツジを掛け
合わせ、園芸用に品種改良された矮性品種です。
吸密にやって来たのは「ハゲハチョウ(ナミハゲハ)」ですね。
この公園の八重桜、やっと見頃を迎えました。
11日のNHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花、「ミヤコワスレ・都忘れ」は
まだ蕾です。花言葉は「忘れ得ぬ人」ですが・・・
そして帰り道でバッタにも出会いました。
この日の散歩で印象に残ったのは、冬から一気に花が咲き、気候も初夏!!
ゆっくり春を楽しみかったのに・・・