カメラを片手に

康成忌にシラユキゲシを

今朝の最低気温は9.9℃と一桁台、曇り空も相まって肌寒い朝になった。だが
午前8時前から陽が射し込み始め、気温も上がるかと思えば、時折強く吹く風
は冷たく、14時過ぎの16.7℃が最高気温で肌寒い一日に。
      10時40分、15.1℃、50%

若草山頂(標高342m)鶯塚古墳、山頂展望台もすっきりと(桜は終わり)
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2020年は前日の雨で若草山山頂付近には鹿糞以外に『ワラビ・蕨』がにょき
にょきと出ており、今年も今日はワラビ採りには最適の日になるのだが。
 *2020年はコロナ1年目で人が少なく採り放題だったが・・・

          2020.4.14若草山頂付近

今日は『康成忌』、日本人初のノーベル文学賞受賞小説家『川端康成』の
1972年の忌日、享年72歳。
遺書はなく、ガス自殺したとされるが、事故死を含め諸説ある中で、門下の
「三島由紀夫」の割腹自殺等による強度精神的動揺からが最有力のようだ。
絶筆は未完の長編小説「たんぽぽ」雑誌新潮(1964年から全22回で未完)。

奈良の関連では、桜井市から万葉歌碑として古事記から「倭建命」の絶唱 
倭は 国の真秀ろば たたなづく 青垣 山籠れる 倭しうるはし』を選んだ
意)大和は国の最も素晴らしいところ。どこまでも続く青垣。 
  山に籠っている大和はうるわしい。 
1月21日に桜井市を訪れ、檜原神社から散策され井寺池で足を止められここ
にと。亡くなられたのち、原稿のペン字を集めて歌碑にされた。
      桜井市HPより

もう一つ選ばれている。万葉集 巻1、18 額田王 、
三輪山をしかも隠すか雲だにも こころあらなむ隠さふべしや
本人の色紙からで、変体仮名まじりの流麗な筆跡で書も人となりを現します。
      昭和49年 桜井市HPより

今日で丁度没後50年になりますね。
「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」 とはじまる代表作「雪国」
NHKで映像化され、放送予定は今日16日、BSプレミアム21時~22時半と。
脚本は朝ドラ「カムカムエヴリバディ」の 「藤本有紀」、 どんな切り口で
魅せてくれるのでしょうか。

雪国で思い出した花は、小庭のヒイラギの日陰で、雪を連想させる白い清楚
な花をひっそりと咲かしているのは、ケシ科の『シラユキゲシ・白雪芥子』。
別名「スノーポピー」で、繁殖力が強く、8年前の小庭の改装で根絶したが、
一昨年から咲いては抜きをくり返している。
茎や花柄を折るとオレンジ色の樹液が出て、嫌な臭いがして困る。
中国では「血水草」と呼び、生薬として根茎「黄水芋」、葉や茎「黄水草」
と名付け、解毒、消炎、打撲、皮膚病などに用いられている。 

原産は中国東南部の外来種、濃い緑色の葉は心形から腎臓形をし、高さ20~
40㎝の茎の先に、ケシに似た直径3~5㎝の白い4弁花を数輪つける。
花弁の中に黄色いおしべの葯とめしべが見られ、この目をひく美しさから
花言葉は「優美」や「清純な誘惑」 とされている。
      

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