カメラを片手に

道東の旅⑥、オンネトーから摩周湖へ

今日は雑節の『半夏生・はんげしょう』夏至から11日目、
現暦では太陽の黄径が100°に達する日、そろそろ梅雨が明けるころ、
田植えが終わり体を休ませる。大雨が降り「半夏雨」とも云われて
九州では月末からの大雨も、線上降水帯が発生し、土砂災害も・・・
ここ数年来、顕著になり、なぜG20で協議されなかったのか不思議。

奈良では10時頃まで雨音が聞こえていたのが止み、空が明るくなるも
ここ一週間ほどは梅雨前線が上下し、せめぎ合いが続くらしい。
雨上がりの散歩で、蜘蛛の巣に水滴が・・・

向日葵にも水滴が、やはり太陽が似合いますね。

太陽といえば、先日の道東の旅二日目も晴れ、摩周湖ブルーを。
道東の旅二日目の宿泊地は知床・ウトロで、約200km・3時間半の長い
ドライブ旅、なのに孫の土産にとマリモを買うと云いだしたが鄙の座の
ショップに一個足らず、出かける間際に入荷したため、時間をくった。
この土産を見た孫たちに、環境保全の大切さを教えたかったらしい。
土産品の「マリモ」、小さなものは500円からあり、大きさと個数で
値段が違っていた。阿寒湖のマリモは最大30cmの集合体だそうで、
ここまで育つと中央部は枯死し空洞になり、持ち堪えられず崩壊する。
そして再び波浪による回転によって枯死部が剥がれて丸くなり、この
成長を繰り返す。でも阿寒湖の天然記念物のマリモは水質悪化で近年
生息数が減っていたが、関係者の努力もあり、持ち直しているらしい。
世界でも大きな球状の集合体を形成するのはここ阿寒湖と小川原湖だけ
になったが、同種は関西でも琵琶湖に生息が確認されていると、エェー。

出発したのは9時半過ぎ、雌阿寒岳の麓の『オンネトー』、五色沼とも
呼ばれ湖底から湧き出す温泉の硫黄成分により、湖面の色がエメラルド
グリーンやブルーなどに変化し、時間や太陽の光でも微妙に変化する。
左に雌阿寒岳、右に阿寒富士が湖面に影を映します。




少し時間が立つと




ひっそりとした湖畔で・・・、時間だけが過ぎていきますが、
ゆっくりしてはおれません。次は摩周湖へと阿寒横断道路241号線を
上ると、双湖台に。元は阿寒湖の一部だったバンケトー、ベンケトーが
望めるのですが通り過ぎて、双岳台に車を止め、雄阿寒岳の雄姿を。


峠を下り弟子屈町内を越え、上ること標高857mの摩周湖第一展望台に。
駐車料金は500円、観光地にやってきたのですね。
駐車場の南西側は根釧台地や雄阿寒岳などが・・・すごい!


そして展望台に昇ると、周囲19.8Km念願の「霧の摩周湖」ならぬ
「摩周湖ブルー」がお出迎え。世界第二位の透明度ですので、
青以外の光の反射が少なからで、目を上げると遠くには斜里岳が・・・






真ん中の島は「カムイッシュ島」、溶岩ドームの頂上部分です。


眺め飽きないほどですが、良いお天気で暑く、レストハウスに避難
小さな動物がこちらを見ており、逃げようともしません。


観光客の一人がお菓子を手にすると、あっという間に近寄り


口にしました。これを待っていたのです。野生生物を守るには、
可愛いからといってエサを上げてはいけません!。


お昼の時間になりましたが、美幌峠まで我慢することに・・・
ナビに従い同じ道を弟子屈まで戻り243号線で北上すると
屈斜路湖の表示と「コタン温泉露天風呂」へと少し足を延ばすと
誰もいない露天風呂、湖の水の生暖かい。
 

カルデラ湖としては日本最大の屈斜路湖、砂を彫ると温泉が湧き出る


「砂湯」もと向かうと、ナビが391号線経由へと変わり、さらに
到着時間も早くなりました。美幌峠はどうするかと相談中に・・・
お腹も空いたし、うに丼も食べたいので知床に直行することに。
砂湯も過ぎ、大鵬記念館、そして硫黄山が目に飛び込んできました。


峠を一つ越えると、レンタカーが停車しています。また動物にエサを
あげているよう、「キタキツネ」でした。

334号の真直ぐな道から、斜里岳が聳えていました。車は飛ばされて


午後二時過ぎ、日本の滝100選で知床八景の一つ「オシンコシンの滝」
観光バスもひっきりなしにやって来て、観光地ですね。
落差40mで途中までの階段を上って観滝を。




何とか2時半にウトロの町の中に入り、道の駅うとろ・シリエトクの
レストランに到着。3時までで滑り込みセーフ。エゾバフンウニは
美味しかったです。でも一番は礼文で食べたうに丼かな。
昆布が違うからでしょうね。


食べ終わればまだ午後3時、腹ごなしにそして一番心配な天候、明日から
曇り空になるので、天気の良いうちにと『知床5湖』を目指すことに。
                
                       次回に続く

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