カメラを片手に

平城京跡・東院庭園前の小さな梅林の今

このところの寒の戻り=余寒で、立春末候の今朝は-2.6℃と冷え込んだ。
家々の屋根は霜折れで真っ白、でも春の陽差しでキラリと光る。
      11時、7.8℃、46%

昨日の4.7℃だった最高気温も、春の陽差しを浴び6℃高い11℃に・・・
明日は14℃と暖かさが増すも、明後日20日は雨で「雨水」に入る。
このような気候を「三寒四温」と呼ぶようで、一雨ごとに春へと季節が
進んでほしいもの。

立春は古代中国由来の二十四節気の一番目、それを3つに分けた「七十二候
現在は明治7年・1874年の「略本暦」が主に用いられている。
初候「東風解凍(はるかぜこおりをとく ) 」東風が厚い氷を解かし始める ~2/9 
次候「黄鶯睍睆(うぐいすなく)」     鶯が山里で鳴き始める       ~2/14
末候「魚上氷(うおこおりをいずる)」      割れた氷の間から魚が飛び出す  ~2/19

次候の黄鶯睍睆(うぐいすなく)の「ウグイス借用
春告げ鳥とも呼ばれるもこの辺りではまだ初鳴きは聞かれない。

初鳴きを気象庁HPの生物季節観測を開けば・・・
なんと2020年度で廃止されていた。
あまりの改悪との意見もあり一部の植物観察、さくら(開花・満開)、うめ、
あじさい、すすき、いちょう(黄葉・落葉)、かえで(紅葉・落葉)だけに。

奈良気象台によれば、梅の開花は1月12日と平年より19日も早かった。
どおりで平城京跡の東と西にある梅林も開花が進んでいるようだ。
今回は東院庭園の手前の20本ほどの小さな梅林を訪れた。

駐車場で車を停め、ドアを開ければ、なんとも言えない香りが鼻に・・・
見れば紅梅は満開で、白梅も・・・

      

でも小庭の小さな枝垂れ白梅、蕾がやや膨らみ始めている程度です。
      

待ち遠しいハルになりますね。     

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