晴れた奈良の朝は0.2℃と冷え込み、スムージー用の大根葉を採りに下りた
連れ合いが”凍っている”と驚いていた。美味しくなるのに!
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この晴れ間は貴重で、大掃除をしなければとおもいつつ・・・、天候は
今夜から雨で温かな日が火曜日まで続くが、一転30日夜から大晦日にかけ
雪マーク点灯、日本海の水温が高いため年末寒波は奈良にも雪を連れてくる。
5時前のラジオから流れてきたNHKラジオ深夜便「今日の花と花言葉」は
メギ科の『ナンテン』で「福をなす・よき家庭」と
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「冬ざれや房々として実南天」 日野草城
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「ナンテン」は中国原産で、食堂の灯りを現す「南天燭(ナンテンチュー)」に
由来し、これから実に野鳥が集まることを意味している。
日本では漢字の読みの語呂合わせ「難転」から縁起の良い木とされ、江戸期
『和漢三才図会』には「南天を庭に植えれば火災を避けられる」と記載され
江戸時代以降、災いや穢れを逃れる目的で玄関先やトイレ付近、鬼門の方角
に植えられるようになった。
先ほど訪れた岐阜の郡上市八幡町ではナンテンを杉玉様にする「南天玉」が
正月飾りに使われるため12月に造られ始めており、例年は南天祭りもあるが
今年はCOVID-19で中止に。
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この「南天玉」は1カ月ほどで色が赤から黒に変り「赤字が黒字に転じる」と
特に縁起を担ぐ商売人に人気がある。
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郡上八幡のニッキ飴で有名な「桜間見屋 」さんの南天玉です。
11月下旬ですので真っ黒ですね。
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我が家の小庭には紅白揃い、白玉の「シロミ(白実)ナンテン」もある。
今年は実が少なく、それもあっという間にヒヨ鳥に食べられてしまった。
中国名「ナンテンチュウ」の意味する鳥が実に集まる、仕方がないことです。
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