太平洋高気圧と台風9号に挟まれた日本列島、一気に暖湿流が流れ込み不安定
な天候となっている。
昨日から今朝までの雨も奈良では14㎜だったが、ゲリラ豪雨に見舞われた地域
もあるようで、酷暑と思えば、ゲリラ豪雨と変な天候が続いていますね。
奈良の気温、今朝は23.4℃迄下がり涼しさを味わえたが、何分にも湿度が高く
日中も30.4℃迄上がり、ムシムシ感が半端ではない。
14時、30.1℃、76%
NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花は「センニチコウ・千日紅」
熱帯地方原産、ヒユ科の一年草で、日本の夏の適応し、暑さと乾燥に強く、
紫やピンク、白、黄、赤に色づく丸い苞の部分は、ドライフラワーにしても
色があせ難いため、和名の通りに千日色が変わらないと思われるほどです。
そのため花言葉は、「変わらぬ愛情 / 不朽」
日本には中国から江戸時代全戸に渡来したとされている。
染井の植木屋・伊藤伊兵衛の本邦初の総合的園芸書『花壇地錦抄』1695には
「十月の此花を茎とともに切って、かげぼしにして冬立花の草とめ、
なげ入れ等に用いる。花の色かわらずして重宝なる物」と初めて記載され、
なげ入れ等に用いる。花の色かわらずして重宝なる物」と初めて記載され、
1733年の『花壇地錦抄附録』に天和から貞享(1681~1688)の頃とすると記す。
国会図書館デジタルより
国会図書館デジタルより
さて天治元年1124年のこの日(新暦9月29日)、藤原清衡が奥州平泉に建立した
「中尊寺金色堂」が完成した日、建立900年の記念すべき日ですね。
判明したのは棟木からで、墨書銘に天治元年の年次と「大檀散位藤原清衡」
「女檀 安倍氏 清原氏 平氏」が、物部清国を大工として建立したと。
また2006年に奈良文化財研究所が、解体修理時に取り外されていた金色堂の
部材をデジカメでの年輪年代測定法を用い、伐採年代は1114年から16年頃と。
合致していますね。
鎌倉時代の歴史書『吾妻鏡』、「金色堂 上下四壁は皆金色なり」云々の記載も
あり、1300年頃の編纂ですので、その頃には金色堂と呼ばれていたと。
金色堂は、平等院鳳凰堂と共に平安時代の浄土教建築の代表建築でもあり、
他に36件と共に1951年6月9日付けで国宝初めて国宝に指定され、地理的に
もっとも北に位置することから、金色堂の指定番号が「1」となっており、
国宝第一号ではない。
我は20代と40代の二回、現地に伺っているが、来年予定している岩手山登山
の後の訪問地に加えないといけませんね。
なお東京国立博物館では建立900年 特別展「中尊寺金色堂」が2024年1月23日
から4月14日まで開催され、待ち時間もあり好評を博していましたね。
「中尊寺」では1月1日から12月31日迄、金色堂建立900年記念特別御朱印
(志納金1,000円)が授けて頂けます。
中尊寺HPより
また、伝えられる古仏像の特別公開「中尊寺山内古仏展」を中尊寺讃衡蔵で
10月2日から11月26日迄行われると・・・。