カメラを片手に

新元号発表とカタバミから・・・

卯の花が咲く月といわれる「卯月」、朝は太陽が出ていたのが曇り空に
でも新元号発表時には、春の陽が輝いておりました。
10時 12時

248番目の新元号は『令和・れいわ』と決まり、改元は来月から。
出典は万葉集 巻五 梅の花三十二首、序訓 
初春月、氣淑風、梅披鏡前之粉、蘭薫珮後之香
「初春の月にして、氣淑(よ)く風和(やわら)ぎ、
   梅は鏡前(きょうぜん)の粉を披き、蘭は珮後(はいご)の香を薫(かおら)す」


はじめてつかわれる漢字『令』、漢字ペディアでは「よい、りっぱな」と
首相談話では、人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つという意味が
込められ、次の時代に引き継いで、明日への希望と伴に一人一人が大きく花を
咲かせ・・・、平和な日々に心から感謝し・・・、

小庭では日を浴びた「カタバミ」の黄色く輝く花が見られ、別名「黄金草」と。
この別名は、色からでなく、この葉を財布に入れておくと、いくら使っても
減らないという迷信からです。一方西洋では、酢漿草の可愛らしいハート形の
三つ葉が賢婦を象徴する草とされる。


他の別名「雀の袴(スズメノハカマ)」は、夜になると葉をたたむことから、
でも夕方になると、花も閉じるのですが・・・
15時

漢字では「酢漿草」と書くのは、葉と茎にシュウ酸が含まれ、酸っぱさを表し、
学名「Oxalis(オキザリス)」もギリシア語の「oxys(すっぱい)」が語源に。
さらに「片喰・傍食」は、葉が食べられて一方が欠けているように見えることから。

カタバミは我が庭でも一度根づくと絶やすことが困難で、抜けども抜けども・・・
これは”家が絶えない”に通じ、家運隆盛・子孫繁栄の縁起担ぎの家紋とされ、
日本の五大家紋(藤、桐、鷹の羽、木瓜、片喰)の一つで、ハート形の三つ葉が
可愛いですね。


公家や武家などが用い、土佐長宗我部家の「七つ酢漿草」などが有名です。

               苗字と家紋より

日本国の国章はと云いますと『十六八重表菊』で菊、梅、竹、蘭「四君子」から
法令上明確な国章は定められていないが、伝統的に天皇が紋章として使用され、
今日でも皇室が事実上の家紋とされており、慣例として国章に準じた扱いになる。
十六八重表菊

政府の紋章としては『五七桐花紋』
五七桐花紋、内閣総理大臣紋章

五七桐花紋は、室町幕府のほか皇室や豊臣政権など様々な政権が用いており、
現在では日本国政府の紋章として使用している。

話が・・・飛んでしまいました。

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