午後2時迄の最高気温は深夜の25.2℃、下がり始めれば雨が降る。
明け方には音を立てていたが、午前8時前の最低気温が21.6℃となれば小降り
その間の総雨量は50㎜ほどで、昼過ぎからは夜にかけ雨は一休みになりそう。
気温は低いが、湿度が半端でなく、霞で東の春日奥山は隠れている。
小庭で出て、雨に濡れる花を撮ろうと、菊などをかき分け塀際のムクゲに
近づけば、横の椿の木から飛びだしもの、蝉のようで目の前から飛び去り
お隣へ。あわててシッターを切った。
見た印象では、羽に色がなく大きさから「クマゼミ」、羽化したばかりか?、
偶然撮れた写真でも確認できました。
7/12
目当てのムクゲの写真は・・・
その隣のコムラサキシキブは・・・
足元のミツバは・・・
パセリの花も終わり・・・
軒下前の鉢植えのセンノウ、蕾も赤く色づき、もうじき咲きそうだ。
そしてもう一鉢、すっと長く伸びた茎の先に、サルスベリを思わせる紅紫色の
フリルのような可憐な花が一輪咲いていました。
茎の断面は四角く、濃い緑色の葉は細長く、対生で交互に直角の方向に出る。
花穂の部分に毛の有無で鑑別するのは「エゾミソハギ・蝦夷禊萩」で、毛が
あり全体的に大きく花は密に付くことで・・・
この花はミソハギ科の「ミソハギ・禊萩」ですね。
日本及び朝鮮半島の湿地や田んぼの畦など、日当たりがよく湿り気の多い場所
に自生する多年草です。
和名の由来は、ハギに似て禊(みそぎ)に使ったことから禊萩、または
溝に生えることから溝萩によるといわれる。
濃いマゼンタピンクの六弁花は1㎝程、茎の先端に穂になり咲くのだが
・・・今は一輪。
連れ合いは地元、富山では「精霊花・ショウリョウバナ」といい、庭に必ず
植えられて、精霊棚に水を掛けるときこの花を使い、盆花として用いると。
それで、「ボンバナ・盆花」や「水掛草」、「水懸草」、「水萩」、「霊屋草」、
「草萩」、「鼠尾草」など、俳句にも登場している。
『みそ萩や分限に見ゆる髑』 其角
『鼠尾草や身にかゝらざる露もなし』 暁台
漢字で「千屈菜」と書き〔みそはぎ〕と読ませ、秋の季語となるというが
『千屈菜の水影ささら彩たちぬ』 石原八束
〔せんくつさい〕と読むと、下痢止めなどの民間薬ともなる。
さて東京の一部では、お盆を新暦で迎える新盆、明日7月13日(土)~16日(火)、
奈良も含め多くの地域では旧暦の旧盆、8月13日(火)~16日(金)で迎えます。