カメラを片手に

オオヤマレンゲの芳しい香りで大峰自生地を懐かしむ

昨日の奈良は午後3時前に30.1℃と今シーズン最初の真夏日で、
今日の予報も二日続きの真夏日になるらしい。
夜明け前4時半頃の春日奥山上空も晴天、御蓋山もシルエットに。




小庭では3年前の早春、偶然出会った『オオヤマレンゲ(大山蓮華)』
50㎝ほどの小木ですが、4・5輪ほど蕾をつけるのですが、今年は3輪で
昨日咲いた様で、朝から開けていた網戸を通して居間まで甘ったるい
香りが一日中鼻腔をくすぐってくれました。

4月28日にはまだ黄緑色の鞘の蕾だったのが
4/30

5月4日には鞘が茶色に変化して白い蕾になりそうです。


そして昨日5月11日に咲き、香りが当たり一面に・・・
花被片は多くて9枚程で、雄しべは紅色を帯び、花は4-5日ほどです。
 

『オオヤマレンゲ』は別名「深山蓮華」とも呼ばれるほど深山に。
和名のもとになったのは自生する奈良の大峰山でハスの花(蓮華)に
似た白い花を咲かせることからです。

特に1928年に天然記念物として指定された弥山と八経ヶ岳と鞍部の
自生地へ5年前の7月下旬訪れております。
河合から歩き、狼平の小屋で一泊して天河大弁財天社の奥の院のある
弥山1895mで登拝し、近畿の最高峰・八経ヶ岳1915mを望みます。
八経ヶ岳1915m

さらに八経ケ岳への下ると鞍部の柵です。現在は鹿の食害から守るため、
1500m付近から出入り口を設け、網で厳重に守られています。
網の向こうは草木が少ないのに、こちらは・・・


八経ケ岳への登り口に自生地が広がります。
 

この自生地には、「ハリブキ」も実をつけていました。


八経ケ岳頂上からの行者還岳から山上ケ岳を望む


もう一度伺いたいのですが、天皇陛下が平成2年皇太子の折、
登られた道を使えば、楽に登れるのですが・・・

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