カメラを片手に

ネジバナの別名はモジズリ

深夜に音を立てて降った雨は今日13時迄に58㎜に達し、現在は小康状態です。
気温は21.0℃から13時現在、25.5℃迄しか上らず、ジトっと重たい空気感に
気持ちも沈みますね。
この後夜にかけ強い雨雲がやってくるようで、突然の豪雨に注意が必要です。
                 👆御蓋山    9時、22.5℃、98%

100年前、1914年の今日は「サラエボ事件」が起きた日で、第一次世界大戦
WWⅠの引き金になった。
ボスニアの首都サラエボでオーストリア皇太子フランツ・フェルディナント
大公が、黒手組のボスニア系セルビア人 に暗殺される事件だった。
オーストリア・ハンガリー帝国はセルビア王国に最後通牒を突きつけ、4年間
以上ののWWⅠへと繋がることになる。
同じような戦闘方法が100年後のウクライナの地でも行われているようで、
愚かなる人類となりはてたかのよう、何を学んできたのでしょうか。

      

上記の花は「ネジバナ・捩花」、近所の公園を探し回るも、住宅が建ったり、
草刈りされ過ぎていたりと、特にお隣は、鉢で玄関先に出てくるはずが・・・
昨日少し遠くまで足を延ばしました。

ラン科の多年草で、日当たりのよい草地に生える。
一般的にラン科の植物は菌類の力を借りて発芽し、その菌類を根の中に取り込
んで特殊な根(菌根)をつくり、菌類の栄養分を吸収して成長する。
ネジバナも10~15㎝の長さで芋のように太い菌根を地中に持ち、菌根形成の
特定の菌類が、芝生の生育する場所に多く存在しているとされる。
だが整備を怠ると、次の年に生えてくれない。それは共生関係にある特定の
菌類が、うまく生育しないことからのようで、鉢植えの場合は難度が上がる。 
      
和名の由来は、らせん状の「ねじれた花序」からで、5㎜ほどの大きさの花は
ラン科の花の特徴の3枚の萼片と3枚の花弁をもち、花弁の1枚(唇弁)が他の
花弁と異なる形をしている。
花色はピンク色以外に白色もある。

この辺りはもう枯れ始めています。花後、タネを散らすと株は一時休眠する。 
      

さて別名のモジズリの名は、「捩摺 (もじずり)、盤龍参 」というねじれ乱れた
模様を染めた絹織物=摺り衣に由来するとされている。
摺り衣は忍草の汁を、模様のある石の上にかぶせた布に擦りつけて染める
方法で「しのぶずり」などとも言われる。

『古今集』恋四・724 や百人一首14番、河原左大臣の歌に、その布の名前が
みちのくの しのぶもぢずり たれゆゑに みだれんと思ふ 我ならなくに
陸奥で織られる「しのぶもじずり」の摺り衣の模様のように、乱れる私の心。
いったい誰のせいでしょう。私のせいではないのに(あなたのせいですよ) 

また江戸時代中期1695年の園芸書『花壇地錦抄』、作者は三之丞伊藤伊兵衛
      国会図書館デジタルより


なお、捩れた花のつき方には、左巻き、右巻き、中にはねじれずに一直線と
なっているようで、どれが基準ではなく、地域でもばらつきが・・・  

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