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11時、29.4℃、58%
今日から平城京跡で行われる奈良の行事を一つ紹介します。
「平城京天平祭 2022 夏・天平たなばた祭り」、19日~21日の16時~21時に
平城京跡・朱雀門ひろばと朱雀大路で開催されます。
目玉は「天平七夕行列」で19日と21日19時頃、七夕をテーマにした光の行列
、天平の衣装が幻想的に映りますよ。
19日の天平七夕行列8/20奈良新聞より
また朱雀門前では全日の日没後に「燈花会@朱雀門」もあり、19時頃には
光のアート「ミラーボーラー・乞巧奠 火の光 水にうつろひて」や
木簡様の短冊に願いが書かれた笹飾り「七夕願いの大路」等・・・
出店は「夏の七夕夜市&天平かき氷祭り」と「ギョーザEXPO ㏌ 天平祭」
面白い行事は「献上氷の再現」、8月20日17時~、711年に献氷の勅祭が興さ
れたことで天理市福住から平城宮跡まで氷を運び、当時の衣装で献上する。
*なお近鉄大和西大寺駅南口及びJR奈良駅西口から無料シャトルバス運行。
NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花はナス科の「ナス・茄子」、
インド原産で、5世紀前にペルシャや中国に、日本へは中国や朝鮮半島、また
は東南アジアを経て奈良時代には栽培されていた。これは平城京から出土した
木簡(長屋王邸跡)に、粕漬けのなす「韓奈須比」が進上されたと記される。
長屋王邸跡から2215(韓奈須比二斗)
平安時代の「延喜式」には栽培方法も書かれている。
関西では木簡の文字「ナスビ」が残り、我等昭和生まれは「なすび」と呼ぶ。
この語源として諸説あるが、主なものは下記の3つとされている。
・夏に実がなることから「夏実」から
・当時の茄子は小さく酸っぱい味がしたらしく「中酸実(なかすみ)」と呼び、
・当時の茄子は小さく酸っぱい味がしたらしく「中酸実(なかすみ)」と呼び、
「か」が省略され転じて「なすび」に
・中国から日本に伝わった際に「奈須比・なすび」と(木簡もこの字)
・中国から日本に伝わった際に「奈須比・なすび」と(木簡もこの字)
*でも漢字の「茄子」は中国の植物名なのですが・・・
和名「ナス」が登場するのは、室町時代1483年「御湯殿上日記 」五月一五日
に「松木よりなすの小折まいる」と記され、宮中の隠語の一種「女房詞 」が
全国的に広まったとされる。
また一説には江戸時代、徳川家康が好み栽培するように命じたが・・・
馴染みのない野菜で広まらず、
一計を案じ「ナス」→「成す」と縁起の良い名前に変え、一富士二鷹三茄子
のように広まったとされる。
花の中心に黄色い雄蕊をもち、花弁の紫と黄色のコントラストは美しいのに、
下向きに咲くことから顧みられない。
昔から「親の意見となすびの花は千に一つの無駄がない」と言われるように
花が咲けばほぼ果実になることから、 花言葉は「つつましい幸福」と
今日8月19日、8(は)1(い)9(く)で「俳句の日」で、好きな一句は
『ふだん着の俳句大好き茄子の花』 上田五千石
*8/21 天平七夕行列の写真を追記する