カメラを片手に

石上神宮の「大祓式」へ

戌年大晦(つごもり)の朝は0.2℃と平年並みの寒さで、風は強くないが雲量が多く
最高気温も6.8℃と寒さ厳しい年の末になりました。
9時

朝からお節作りに励み、ほぼ終わったのが午後二時になり、大慌てで平城旧跡を抜け


天理布留の石上神宮へ大祓式に参加するため車を飛ばしました。
実は拝殿の後方、禁足地の中に左右の扉と御鍵が2つある神庫(ほくら)と呼ぶ
HPより

校倉造りの建物、古来より御神宝(ごしんぽう)を蔵する庫として特に神庫と称し、
午後3時から神庫祭(ほくらさい)が行なわれ、この時だけ一般の人も参入することが
許され、引き続き主目的の『大祓式』そして「除夜祭」が執り行なわれます。


着くと参道にはもう屋台が準備され、年が明ける前から商売開始なのでしょうか


境内に放し飼いにされている鶏に迎えられました。


そして社務所前には篝火用の火台が組まれ、夜を今かと・・・
 

本殿内にはお参りの方々以外に、多くの方々が神庫祭に向け並ばれておりました。
 



お祓いを受け、禁足地に入り、頭を垂れ神聖な祝詞を聞くと、天岩戸の謂れ等・・・
神話の世界に浸ることが出来ました。

終わると、本殿前の広場で午後3時半から「大祓式」、下半期の半年間に知らず識らず
のうちに犯した罪、穢を祓い清めて、本来の清浄な姿を取り戻し、元気に清々しく新年を
迎える為の大切な神事です。各自に形代の入った紙が配られ、左・右・左と撫で、さらに
自分で都合の悪い場所を撫で最後に息を3度吹きかけもう一度仕舞います。それは榊と、
布や?を裂いたものと一緒に倉に入れられ、後日布留の川へ流されるそうです。


今年も清浄な姿に戻させていただきました。
陽も暮れ、生駒山から葛城の真ん中に沈んだようで、大晦日の日暮れです。


良い年をお迎えください。

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