薪ストーブ生活をはじめるには薪がいる
薪ストーブ生活には薪が必要で、薪を買うか作るかしなければならない。
薪を作る人には、斧で割ることにこだわる人と薪割り機で割る人に分かれる。
私も薪は斧で割るものだと思い込みよく割れそうな斧を探した。そんな時あまりにパカパカ割っている動画を見てしまった。
これが失敗の始まり。これだと思い、少々高いなと思いつつもフィンランド製の斧(レバーアックス・ヴィポキルヴェス)を買った。
買ってすぐに柄を折ってしまい、高ぁ~い柄を買う羽目に。そして動画のように割れなくて泣きたぁ~い 使い方が悪いのか? 力が無いのか? 腰が痛いよぉ~!
斧で割ることをあきらめました。体がおかしくなってしまうから!
妻に「斧で割るんじゃなかったの!」 、「ホームセンターで売っている1万円の斧の何倍もするのに」 、「役にもたたない高ぁ~い斧を買って」と散々いわれました。
斧を振り上げて割れるのは節のない木で、節が多い木は向かないんだよ。よっぽど屈強な人が使うもので、シニアのおじさんが使うものでない。苦し~い~言い訳
電動薪割り機でないと「節があってこんなに太い丸太!」こんなに大量にあるんだ!機械が無いと薪は作れないと必要性を訴え、ようやくOKがでました。
破砕力が電動で最高バワー7トンを買ったが、買って早々にスイッチボックスから火が吹いた。 慌ててコンセントを抜きボックスを開けてみるとコンデンサーが焼けていた。
薪を割ろうと3~5秒以上の高負荷を掛けてはいけないようだ。 中国製なのに高ぁ~いコンデンサーを取り寄せて自分で修理した。
モーター系電気製品は定格消費電力より瞬間的に高い起動電流が流れる。ボックス内の配線には高い電流が流れるのに、「ねじり結び」にテープ巻きという雑なもので圧着スリーブ等を使っていないのにはさすが中国製。電流負荷が大きくなるのも当然。
妻に「節がある木は斧では割れないと」あれほど説得して買ってもらった電動薪割り機10万円もしたのに、ちょっと節があると割れない! 無理するとまた火噴くかも。
電動薪割り機で割ることをあきらめました。やってられない!
どうしたらエンジン式薪割り機を買って
どう話せばわかって
妻は、
破砕力20トン以上のが欲しかったが、実用ギリギリでお値打ちな製品を探すことに、決めたのが ㈱ホンダウォークが販売している「PLOW PH-GS13PRO」だった。
エンジン式薪割り機13トンの破砕力は満足いくものだ!
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製品には色々あるが、なんたって運搬車に載せられて自走(移動)できることだった。さらに、運搬車に乗るベストサイズであること、実用に耐えられる破砕力だろう。
はじめは楽しくて何も不満がなかったが、慣れてくると油圧作動油の液漏れ、薪受け台の形状、搭載しているブリックスエンジン(米国最大の汎用エンジンメーカー)の性能と振動音、排気音に不満を感じた。
買ってから4年経つ現在、油圧系は根本から改良され、色々な箇所が改善され、搭載エンジンまで国産HONDA製に替わってしまった。
HONDA製エンジン式薪割り機に買い替えたいがもう無理だ!
最近色々と故障する、エンジンの故障も自分で修理するしかない。いつまで薪ストーブ生活を続けられるかわからないのに、これ以上のお金を使えない。