終の棲家でのんびり暮らす田舎暮らし

リタイア後山中に終の棲家を建て、夫婦二人で自然すぎる環境での田舎暮らしは、どこまで続けられるか。

薪作りのためだけの作業車

2020年02月26日 | 薪ストーブの暮らし

薪作り以外に使わない車の維持費が年金生活者には負担だ。

画像の車12年経過し老朽化した古いTOYOTA「タウンエース」バンだ。乗車定員六人乗りだったが、後部座席を取り外し、運転席を含め三人乗りに減員して乗車定員三人乗りに構造変更した。

構造変更車検手続きで自動車税16,000円/年が8,000円/年に減額されたことは大きいですね。

4ナンバーの「小型貨物車」は一年ごとの車検で、重量税・自賠責保険料等・部品代・整備技術料含めて7~80,000円の車検費用を見ておかなければならない。

薪作り以外に使わない車なので年間走行距離が1,000㎞ほどしかいかない。走らないからといっても任意保険(代理店型)に加入していたが年50,000円強の保険料はきつかった。

任意保険をネット型保険に切り替えたら保険料が半額になった。

軽トラ「軽貨物車」に乗り換えるという選択肢もあったが、途中から買い換えると大きな出費が伴うことと、屋根付き移動倉庫としての機能、薪を運搬するときに荷崩れの心配がいらないのと積載重量が軽トラの倍(750㎏)積めることが換えなかった一番の理由だ。

雨もしのげる屋根付き移動倉庫として使用している内部!
運搬車に載せた薪割機を荷室に入れるとき、油圧レバー固定ピンを外しレバーを畳んで載せている。 2mアルミブリッジ。チェンソーは「チェンソー私の流儀」にも書いたが使ったら毎回分解清掃が習慣としている。
混合ガソリンは50:1のFD級2サイクル混合オイルを使っている。チェーンオイルはブラックを使用している。 丸太をケガ無く腰を傷めずに動かす作業に欠かせないのが「鳶」長さは色々あるが1.5mを使っている。
人力では動かせない丸太も「象印 C-21型」吊り上げ荷重1tonチェーンブロックを使えば簡単に動かせる。 チェーンブロックで吊り上げるときに必要な吊り上げベルトとワイヤー1.0m・1.5m・2.0mの三本で足りる。
作業用発電機HONDA「EB2300」があると電動工具に動力を供給できるので便利さが一段と上がる。 携帯オイルレスコンプレッサーがあると現場でチェンソーの清掃やメンテナンス作業に便利である。
伐採作業時に必修のヘルメット、編み笠、防護マスク(網と透明プラ)、耐油ゴム手袋。 折りたたみ椅子、手斧、皮むきスクレーパー、コンベックス、ほうきと塵取り。

この移動倉庫があると保管も作業も楽だが、クルマの維持管理費は年約120,000円位、月に10,000円を高いとみるか安いと思うかだ。クルマに掛かる維持費削減を考えるのであれば、クルマを2台(普通乗用車と小型貨物車)から1台にするか軽トラを考えるか。

薪割機の保管場所を確保し、作業時の運搬手段としてレンタカーを借りて対応することも考えられるが使い勝手を考えると悩ましい問題がある。

薪ストーブ生活を続ける限り、「薪を買うか薪を作るか」を選択しなければならない。どちらにしても金銭的支出をゼロにすることはできない。私だけの悩みなのかもしれないが、時間とお金の呪縛から逃れることはむずかしいが、趣味などもっと楽しいことに使って過ごしたい。