横浜のほほん

横浜のはずれで、のほほんと暮らす男の見聞、考察、感想をつれづれに記す

湿生花園4

2007-09-11 08:09:01 | 近所

湿生花園の連載が長いので前回でやめようと思ったが、
初めて見た花もあるので最後にキク科の花でまとめた。


ゴマナ(キク科)
この葉が胡麻の葉に似て、食べられることから「胡麻菜」の名で呼ばれるという。
頭状花が放射状になるところは、シラヤマギクに似ている。


ヤマハハコ(キク科)
この前、湯の丸高原で見たヤマハハコは丸く白い蕾のようだったが、
今回は開いて黄色い花が見えた。
白い花びらのように見えるのは総苞片だ。



ノコギリソウ(キク科)
近所では西洋ノコギリソウを見かけることが多いが、これは在来の種だと思う。


ノハラアザミ(キク科)
春には近所でもノアザミを見たが、ノハラアザミもそっくりだ。
ほかにタムラソウも咲いていたが、アザミの仲間は区別が難しい。


タイアザミ(キク科)
総苞片が反り返り葉や総苞片の刺が太くて長いのがタイアザミの特徴だという。


ヒゴタイ(キク科)
平行帯(ひんこうたい)がヒゴタイになったとかで面白い名前だ。
園芸種のルリタマアザミなら見たことがある。


ナガバノコウヤボウキ(キク科)
ひょろひょろとした花茎の先に花をつけるコウヤボウキより華やかで美しい。
短い枝の先端に束生する葉の中央につく花が面白い。


ミズギク(キク科)
ミズギクというのだから湿地に咲くのだろう。
写真が横向きなのではなくて傾斜したところに横向きに生えていた。

ほかにもシロヨメナ、シラヤマギク、タムラソウ、サワシロギク、ヒヨドリバナなど
キク科の花は多士済々だった。