横浜のほほん

横浜のはずれで、のほほんと暮らす男の見聞、考察、感想をつれづれに記す

紅い実、3種

2007-09-22 08:31:21 | 近所

ヒメザクロ(ザクロ科)
境川を渡ったところにあるお宅の垣根に赤い花が咲くのを、
数年前から気づいていた。
どうもザクロらしいが実り始めても、いつの間にかなくなっている。


今年はようやく2cmぐらいの実がなった。
ザクロに比べて背も低いヒメザクロは南京石榴、一歳柘榴とも呼ばれる。
食用というより花を楽しむものなのだろう。


ナツメ(クロウメモドキ科)棗 夏芽
こちらは食用、薬用として親しまれている。
中国では果実としてたくさん栽培されていて、乾し菓子としてお土産にいただくことも多い。


最近、ある方のブログで紹介されたが、近所では見たことがないと思っていた。
泉の森でいつもとちがう道をたどったら、ふっと目に入ってタイミングの良さに驚いた。
万葉集に「梨棗 黍に粟つぎ 延ふ葛の 後も逢はむと 葵花咲く」と歌われているそうで、
当時から漢名の棗をつかってナツメと読んでいたのだろう。
来年は花を見たいものだ。


ソクズ(スイカズラ科)クサニワトコ
7月に白い花と黄色い蜜腺を見たソクズにも実ができた。
7月の記事 ソクズ
ニワトコに比べると実のる数は少ない。


これは食用にはなりそうにないが、生薬としては鎮痛作用があるという。


瀬谷駅から見た昨夕の富士山。
暑いとは言っても空が澄んだおかげで綺麗に見えた。