ノアザミ(キク科)
5月も半ばとなってノアザミが咲き始めた。
アザミの仲間の中ではノアザミが一番早く、夏ごろまで咲く。
ちょうど出始めたアオスジアゲハが蜜を吸いにやってきた。
この時期アゲハに人気があるのはウツギの仲間の花たちのようだ。
これはニシキウツギにやってきたモンキアゲハ。
ほかにもナガサキアゲハ、ジャコウアゲハ、カラスアゲハ、クロアゲハなども見かけた。
チョウの仲間でもサトキマダラヒカゲのように花に見向きもしないで樹の幹に止まるのもいる。
コチャバネセセリはアオスジアゲハ、モンキアゲハやサトキマダラヒカゲに比べるとうんと小さい。
色あいも地味だけれどハルジオンやアザミの花で吸蜜しているところを見つけたい。
コチャバネセセリよりもっと小さいけれど触角が異常に長いのがいた。ヒゲナガガの仲間らしい。
ツマモンヒゲナガかヤマキヒゲナガあたりだと思うが正確なことは分からない。
これから蝶や蛾の仲間がいろいろ活動するだろうから初めて見る種類も出てくることを期待する。