田んぼには色々な草が生える。農家の方には厄介な雑草だ。
この写真にもオモダカのほかに何種類かが見える。
これはイヌホタルイ（カヤツリグサ科）で茎の途中に数個の小穂からなる花序がつく。
茎には稜があるようだった。
こちらのタマガヤツリ（カヤツリグサ科）は初めて見た。
小穂がたくさん集まって球形の花序になっている。
前にも何度か見ているホソバヒメミソハギ（ミソハギ科）はアメリカ原産の帰化植物らしい。
一方コナギ（ミズアオイ科）は稲作とともに大陸からやってきた史前帰化植物だそうだ。
さて畦にはトキワハゼ（サギゴケ科、旧ゴマノハグサ科）が咲いていた。
最近のＡＰＧ分類により科名が変わったものが多く戸惑う。
トキワハゼはムラサキサギゴケとよく似ていて、見るたびにどちらだったかなと考えてしまう。
こちらがムラサキサギゴケだと思うのだが奇妙に変異している。
下唇弁が二つついていて上唇弁も幅が広い。
植物の種類が多いので昆虫も様々なのがいる。
一例として、これはオスグロハバチの雌のようだ。雄は胸のところも黒い
幼虫はスギナなどの葉を食べるそうだ。
やごの抜け殻は見つかりませんでしたが、おーちゃんがご紹介くださって
いるような草たちが同じように生えていました。
イネ科の草たちは敬遠してきたので名前を知らないものがほとんどですが、
結構種類がありそうですね。
あ、この紫色の花、これもありました。名前を思い出せずにいましたが、
コナギでしたね。ありがとうございます。
オモダカやコナギは可愛い花ですが、農家の方にとっては、邪魔者
なのでしょうね。それでも絶えることなく長い長い年月生きながらえて
きていることに感心します。
勉強になります＾＾
昨日は田んぼの横を歩かれましたか。
いろんな種類の草をご覧になったのですね。
そういう環境だと来年あたりトンボのヤゴも見つけられることでしょう。
コナギも咲いていたのですね。
うちの近所の上瀬谷の田んぼと似たような場所かなと思います。
農家の方と草たちと折り合いをつけてもらって来年以降も花を見たいものです。
何かチャンスがありましたら歩いてみてくださいね。