
ノカンゾウ(ユリ科)
萓草(キスゲ)の仲間はどれも一日花だ。
中国では、その美しさに憂いを忘れるということから、
古くは忘れ草と呼ばれていたそうだ。

外側3枚、内側3枚の、計6枚の花弁(花被片)を持ち、6本の雄しべを持つものが、
ユリ科として分類されて、さまざまな形態の植物がユリ科に含まれる。
遺伝子的に近いものを、たとえばネギ科とかスズラン科などとする分類法もある。
それによればカンゾウの仲間はキスゲ科(ヘメロカリス)となるようだ。

ヤブカンゾウ(ユリ科)
ヤブカンゾウになると八重で、花弁の数やオシベの数がユリ科の特徴から少し外れる。

オシベが花弁に変化して八重になるのだが、オシベが残るものもある。
オシベの数と花弁の数を合計すると12になるのかどうか観察できていない。
花の美しさも堪能出来ました。
私は今年、萎れたヤブカンゾウにしか出会っていません。
いつ載せようかと思っていたので、偶然に同じ日になりましたね。
人によって色々ですが、国によって平均的な感性の違いはありそうです。
ノカンゾウに比べるとヤブカンゾウのほうが見る機会の多い花のようですから、これからまだ綺麗なのを見つけられるのではないでしょうか。
ヤブカンゾウは、雄しべが花弁化したのならそうなるはずですが、一番下のヤブカンゾウは12どころかその倍以上あるような気がします。
ノカンゾウの花びらが6枚で、雄しべが6本なんですね。ニッコウキスゲも同じなんですよね。
ノカンゾウとキスゲの違いがイマイチわかりにくいです。
ヤブカンゾウ....素晴らしいです...
多いに 楽しみましたョ...
又 遊びに 来ます.
一日花ですが、沢山の蕾をつけているので、次々と楽しませてくれますね。
我が家の庭にはヤブカンゾウだけですが、強い繁殖力であちこちに根を伸ばし、他の山野草を荒らします。
一日を力いっぱい燃焼させているようで、好きです。
よく絵のモチーフに致しました。
旅行から帰った頃、咲き誇っているかもしれません。
八重のものはオシベが花弁化したとはよく聞く話ですが、オシベ1本が花弁1枚でなく2枚とかに変わることもあるのでしょうか。どうなっているのか興味があります。
キスゲは黄色い菅(萓)でしょうか。
カンゾウもキスゲもヘメロカリスもみんな同じですから、花だけで区別するのは難しいですね。
いつもありがとうございます。
たしかに色も形も力強いです。
気をつけて旅行を楽しんできてください。