《息子の寝顔と母の日》
両親が離婚した。
40年連れ添って…。
父は離婚の原因について、私と弟が不出来だったからだと言い、母は、父が私と弟をマトモに愛してくれなかったからだと言った。
現実は小説よりも奇なりと、誰かが言ったが…
もっともだな…
私には、、、結婚といえば
「永遠の誓い」で、
両親については、
きっと《同じお墓》に入って、
私と弟で墓守をしていくのだろうと思っていたのだから。。。
…子供の頃から、割とロマンチストで、
家族や愛については人一倍悩んできたと思う。
それが、、何故か…
初めて結婚した主人はバツ◯(笑)、
永遠と信じていた両親は離婚…
…初恋の相手が悪かったのか???笑
本当に…
現実は小説なんかよりよっぽど先が読めない。(成功者は、勝利を逆算して掴むと言うが、今考え得る成功の為には…切り捨てなきゃならないものが多すぎる気がして、今はその気にはなれない。そして、逆算して全てその通りになる人生なんてつまらなくて物足りないと思ってしまう性格なのかもしれない。もしくは、逆算して勝ち続ける達成感と勝利を知らないだけ(バカなだけ)なのかもしれない。)
息子の…天使のような寝顔を見ながら考える(クリクリヘアーのせいか?どう見ても、噴水の上で得意げに小をなさっている姿を、貴方が生まれる前から何度も拝見したことが、ある気がするのですが。)
あ、この辺で、グーグル翻訳を使って私の日記を読み解こうとしている武神館の友人たちには断っておく、日本語は、そんなに簡単な言語ではないので(読み手に寄るところが大きいのはどの言語も同じかもしれないが、日本語は含みが多い気がする)たぶん、意味わからんよ。苦笑
…家族のあり方もこれからどんどん変わっていくのか?それとも、これまでも形なんてなくて、あると思っていたのは育った環境によるもので、、、全てが幻想だったのか…
君(息子)の為に、何が正しい選択なのか、何がベストなのか、、…自分が育った環境が砕け散って…ちょっと迷子。(でも親として、母親として、、子供にはいつも正直に頑張る背中を見せたいと思う。)
…私の周りは、両親がいて、両親が添い遂げるパターンが多かったから、自分もそのパターンを生きるのだと、漠然と思っていたのだと思う。
コロナ離婚(両親のはそれでは無かったのだが)…流行っているんだってね?…へぇ…
父は石頭で、なんで母みたいなイイ女(残念だが彼女は良い女というだけじゃなくて、女性的なことが苦手な男にとっては本当に都合も良い女性の代表格だったと思う。掃除洗濯料理裁縫、母親としては申し分の無い人だよ。それなのに父のせいで自信を削がれて、いつもいつも控えめでいるところが私は嫌だったくらいなのだから。)を逃してしまうのか…不器用な人だなと思う。(頭が下げられない、プライドを捨てられない、非を認められない。。。でも結局最後は相性なのかもしれない。そんな鉄のような父を、怒りの炎で燃やして捻じ曲げられるほど、母が熱ければ、話はまた違ったのかもしれないのだから…。)ちなみに、私は両親とも愛しているし、大好き。不出来な所も含めてね。(で、父は「貴様!親に向かって!!」というタイプ。母は「ごめんね、不出来で、でもママも愛しています」というタイプ。←女性としては最高に可愛らしいと思う。で、私はハイブリッド。苦笑)
コロナで、、それどころじゃないのに、、
家族のコトというのは、心を平気で持って行ってしまうな…と思う。
今となってはそんな情が
あるのが良いことなのか悪いことなのかもわからないけれど。(この、サバイバル期間だからある意味私のナイーブな心が非常筋(心にも筋力ってあると思うわ)耐えられている可能性もあるよな。)
ただ、思うことは、自分も
何かを作ったら、中途半端じゃなく、愛情を注ごうと思う。(そう決めて来たけど再度誓う)
両親は別れたけれど、母は母なりに、父は父なりに、愛情を注いでくれたと思うので…
足りるか足りないかは受け取る側にも寄るし、与える側の器とのバランスで、仕方ないことだって多々ある(皮肉を言えば、全然足りなかったわ〜。なんちゃって。笑)
だから、息子にもスタジオにも、私は自分の器いっぱいの愛情を注ごうと思う。
(それしか出来んし。)
と言うわけで、まだ諦めないです。
緊急事態宣言が伸びて、状況は苦しいし、残念なことに頼れる肉親はいないのだけれど、
なんとかスタジオを守り切って、また松戸のEvaスタでみんなに会いたい。
…アメリカのお義父さんは84になるし、お独り様だし、アッチ(米)の家族も嫁としてサポートすべきだし、『わかっている!』わかってるんだ、泣いてる暇なんか無いコトは!!
みんな頑張ってる。
人間の心に愛はある。
だから私も頑張る。
全国のお母さん、母の日おめでとう。
(私は尊敬する先輩ママから励ましのお花を頂いたよ。生きていれば、そういう、天使みたいな人達との出会いだって、これからもたくさんあるんだ。だから、がんばろう。)
HiromiEva