『自分との約束』
子供は純粋だと思う。
私にもそんな頃があったのだと思う。(笑)
私が幼い頃、弟はもっと幼い頃(笑)私は自分の神様と約束をした。
「神様、ひろくんの喘息を治してください。私が病気になってもいいから。」
100%優しい姉だったからじゃない。
50%は「なんでお前は丈夫で女の子で、弟はコレなんだ…。」
という父の文句が辛かったからと、
発作を起こす度、全ての注目を浚う最愛の弟への軽い嫉妬と、
ヒロイズム…メサイアコンプレックスだったと思う。
それから、
私達はみなさんの人生にもあるような、たくさんのドラマをくぐり抜け…
…今でも、弟と私は親友であり、お互いのメンターであり、ファンであると思う。
人生は塞翁が馬…
離れて暮らした6年間が現状をプレゼントしてくれたのだと信じている。
そんな私達はここ1.2年、
時間が合って話せる時、
または、どちらかが落ち込んでいる時や、何か新しいことにチャレンジしたい際など、
お互いをカウンセリングしたり、コーチングしたりしながら、
お互いが何のために、何をしなければならなくて、本当は何がしたくて、そのためにはまずどうしなければならないのかを探ったり、
時にはもっとエキセントリックな方法で(二人でテキトーな歌を歌ったり、お互いが笑顔になるまでつまらないギャグを言いあったり)互いの本音を探りあったりするのだが…(変だけどイイ姉弟だろぅ?)
実はその中に、効果覿面の弟の得意技があって、
それはイメージのゲーム…みたいなものなんだが…
『イメージのゲーム』をすると、悩みの根本に気付いたり、
パッと悩みが解消したりするので、
唐突に
ここでその例を皆さんに紹介してみたいと思った…ので、することにする。(笑)
さて、文頭に上がった、
私の子供の頃の自分との約束、
それをもう20年も経ってから鮮明に、泣くほど思い出したのも、実はこのイメージのゲームのせいだった。
例えば
いつもなら…
『ひろゆき…今時間ある?』
「うん、どした?」
『実はちょっと仕事のことで悩んでてさ。…もし時間大丈夫だったらちらっとゲームしよっぜ~。』「オーケー。」
こんな風にはじまって、
弟が目を閉じてテキトーに
(いや、本当はすごくテキトーじゃないのかもしれないし(笑)、弟は私の信じられないような苦行をして習得したのかもしれないが!?笑)
まず、浮かんできたイメージを言う。
それは、
とても象徴的で分かりやすい時もあれば(例えば私が誰かと何かイザコザを抱えている際、…『北風と太陽みたいなイメージかな』…とか言ってきて、…ギクリとなる。)、
かと思えばかなり抽象的で分かりにくい時もあるのだが。。。
今回の、私のお題は、
『健康について』だった。
実は4年ほど前から
(苦笑、長過ぎる?)
体調が絶好調だったことが無く。
(その前2年間の体調不良は、
無知なままスタジオなんてオープンして財産を投げ打ってしまったので、24時間365日の不休の皺寄せで、自業自得過ぎて原因も明確だと思っていたんだが…)
しかし、ありとあらゆる健康オタクっぷりのおかげで、
外から見てる分には至って肌ツヤも良く、
可愛い生徒さん達に限っては
「先生いつもツヤツヤ
」「年齢不詳ですよね
」「元気で可愛い
」なんてご声援を頂き、常にデレデレしてるんだが、
じ…実は、本調子じゃなくって…っていうか。。。
私の…私の100%って、
もっとすごいんです!!!(苦笑)
どれくらいかっていうと、
多分朝からカツカレー3皿くらいは余裕で食べれて、2.3駅区間分とかは余裕で歩いて行けるし、
困ってるおばあちゃんの荷物は持ってあげて、そのままおばあちゃんごとおんぶして駅の階段3往復くらいは余裕だったし、
更に、睡眠時間なんかは1日4時間で充分で、3徹夜まではOK...
早起き上等、遅寝対応可!以上実話に基づく…だったはず…が…。
…年齢…のせい、、でも無いよなぁ、(え~っ、それもあるっては言わないでよぅ。涙)
ここ何年も…超人的なパワーが出なくなったんですよね。
(踊ってる時以外はね…踊ると今だに時々ゾーン(笑、本当かぁ?)に入れるからね。)
でね、最近も、
ありとあらゆる健康の本を読んで
(14歳から研究してます。好きなんですよ、そういうのが、
で、生徒さん達ともシェアしたいしね、興味があるんです。人間の心身共にね。)研究と人体実験(自分)をしているにもかかわらず、
ずっと体調が突き抜けられなくて…
それでお題が『健康について』だったんです。
私『ひろくん、姉さ、なんかやっぱり、ずっと微妙に体調悪くてさ、
でも、アレもやってるしコレもやってるし、食生活も睡眠も問題無いと思うわけよ、
なのに、ずーっとダルいんだよね。
なんか、健康になれない理由みたいな、ハードルが自分の中にある気がしててさ、
その原因を調べたいんだけど、一緒にできそうかな?』
弟『とりあえずやってみよ~よ。』
で、弟が私の両手を取って、目を閉じました。
そして…口を開いて何かを言おうとした瞬間…。。。
…弟と、この『イメージのゲーム』を始めて以来、初…
私に見えちゃったのよ。イメージが。苦笑。
で、号泣。(苦笑)
弟→絶句。
で…理由は、
もしかしたら子供の頃の、
私の神様との約束だったみたい。(たぶんね。)
それは…私が頼んだのでした…。
『神様、ひろくんの喘息を治してください。私が病気になってもいいから。』…
子供の私が夜空に向かってそうお願いしているのが、何故だか鮮明に見えました。
すっかり忘れていたのに、
何故だか…ものすごくハッキリと
思い出した…。
そっか、そんな簡単な自己暗示にかかってしまっていたのか…
(情けなや…。)
しかし同時に、
今現在は大人になり(とっくのとーだろーがっ!!)超現実的に生きているはずの私が…
『もしも今から私がまた超健康になって、また弟が喘息で死ぬ生きるになったらどうしよう?!?!』
という最強最大の不安に襲われ…
それで…
更に号泣…。(子供か?)
弟に、
事実(自分が子供の頃、空想の神様とした約束のせいで、私の子供の部分が多分、…ひろくんが健康になった今、約束を果たす為にどこかで病気になろうとしていた可能性があること)を打ち明けたら。
『ははは~!姉~、うん、神様はきっとそんなケチじゃないから大丈夫だよ!』とバッサリ切られ、
一件落着?!
ある意味…すごかろう!!!
これが現在の後藤姉弟の日常の一ページです。
…もはや、ただのネタだな。
あ、でも続きがあって、
そんなこんなですったもんだ泣いたりしたら時計が深夜の12時を回って末っ子一貴の誕生日になり、
『やっぱ、あいつ、血が繋がってなくても弟なんだな。』って絶妙なタイミングが合って…翌日姉弟三人で…と思いきや、カズのバイト先の皆さんも一緒に
祝いましたとさ。
…超スピリチュアルになってしまうのは抵抗あるが、
存在してる時点では全部が現実だ。
科学的に…とかって、
発展途上なもん(科学や医学)がどこまで信用なるかは、スピリチュアルと同じくらい信用がならないのかもしれなくないか?
そしてどうやら今日、最愛の師匠が池袋カルチャーのコミュニティーカレッジで、壁に掛けられていた私の写真と対面されたらしい。
との報告を受け…
やっぱ師匠、好きだって思った。
あの人の回転が、やっぱり一番好きだ。そして、あの可愛らしさは健在のようで、すごくすごく、嬉しかったです。
あっと、そうだ、ちなみに、弟が手を取った瞬間に見えたのははち切れそうな種で、一連の話の後に見えたのは咲いた花だったらしい。
信じるか信じないかはあなたしだい。笑
今日は以上!