【生き方の正しさ】
桜が満開に咲いて、春をほこっているのに
スマホを片手に俯いて早足の大人と
桜の下で両手を広げて、
空を見上げながら、
桜と共に春を祝う子供達は
一体どちらが人として
正しい生き方をしているんだろう。
俯いた大人に育てられた子供達は、
春も見ず、タブレットを両手に
それでも楽しそうに、夢中になって、
ゲームをしている。
大人が桜の下で、両手を開いて春を
喜ぶことは、
2024年においては、ちょっとだけ
マイノリティ…
だけど本当は知っている
正しさなんてないんだってこと。
みんなそれぞれに必死に生きている。
だけどあと100年、1000年経ったら、
地球から見て、どちらの人類が輝いて
見えるんだろう。
コンクリートの上に生きて、
スマホを眺めて生きるのなら、
地球じゃなくてもいいのかもしれないなと、
美しい地球の自然を蔑ろにするたびに思う。
足場を平らにしなくても、
凸凹の土の上を、
フサフサした草の上を、
馬に乗って、地球を楽しめたら、
今はそっちのほうが素敵だなって思ってしまう
今日この頃。
培養されたお肉を食べなくても、
鳥のさえずりを聞きながら、
足で川の冷たさを感じながら、
のんびり魚釣りでもして、
川の魚を頂くのはどうだろう?
と思う今日この頃。
部屋が汚れるたび片付けて、
こんなに気持ちが朗らかになるなら、
汚してしまった地球を片付けて、
自然を戻して育んで、
大きなガーデニングをするように、
オーガニックに生きられたら、、
めんどくさがらずに針仕事をして、
めんどくさがらずに料理をして、
数字で稼いだ紙や金属ではなく、
心を込めて作った何かを交換して、
生きるのは素敵だと思う今日この頃。
いつだかわからない記憶の彼方で、
目に見えないはずのあの人と踊った記憶を
思い出して…
習うのでもなく、真似るのでもない、
ただ、在る身体を自然に委ねるダンスの
あの頃に
みんなが還ったら、
人は違う道を選ぶんだろうかと、
ちょっとした、興味が湧いた。
しかし時代は2024年
これからジブンがどう生きていきたいのか、
また、考えよう。
HiromiEva