しぜん・ふしぎ・ワンダーランド

ふと、まわりの自然に 気がついたときから
ゆっくりと大きなとびらがひらかれていきます

ステキな自然を愉しむ空間のつくりかた

2022-11-05 19:24:14 | 日記

フクロウさんがいるひろばに今日は6人参加。

靴の紐は、しっかりしめた。

そして、うっかり高速回転してるチェンソーの刃を当ててしまっても中のグラスウールが絡まりついて刃の回転を止めてくれるチャプスを脚に装着。

 

木の階段づくりチームと伐採チームに分かれて安全に作業開始。今日は大きくなりすぎた木を伐採していきます。

 

この木にしよう。

明るい里山の風景になるようにイメージしながら伐採する木を選び、里山をデザインしていきます。

幹の傾き枝ぶりで倒す方向にくの字にチェンソーを入れて

くの字の反対側からチェンソーを入れると木が倒れるんだ。

 

あー

 

やっちゃった。

木が茂りすぎている里山では、倒れる途中に他の木の枝に引っかかってしまうことがあって、今日はもうちょっとで倒れるところで掛かり木になっちゃって

チェンソーのバーが、幹に挟まったー。

別のチェンソーで幹を挟まったチェンソーの反対側から幹を切断してもらったんだけど、掛かり木だから倒れない。チェンソーは、まだ、挟まったまんま。

 

仕方ないからチェンソーバーの上をくの字に幹を切り込むことにした。ふたりして悪戦苦闘してたら師匠が先を削った丸太を差し込みクサビにした。ナタの背を使ってクサビを打ち込んでいく。

なるほど、そんな手があったか!

重い生の木はびくともしないから、つぎはもうちょっと長い木を差し込み、テコの原理で持ち上げてみた、ちょっと隙間ができた。

 

チェンソーの脱出成功。

まだまだ、ひよっこだな。知恵が足りない。

 

今日はコナラの木を5本、ソヨゴとアケビのツルが絡まって枯れている赤松を1本ずつ伐り倒し、ソヨゴと赤松は幹や枝を玉切りして片付けておいた。茂りすぎて薄暗く風通しが悪くなって遊歩道が少し日が差し込むようになったみたい。

 

 

今日はチェンソーの爆音と、伐倒合図の笛の音が

しぜん・ふしぎのひろばに響き渡る日でした。

 

でも、

歩きやすそうな散策路もできて
気持ちのいい広場もできて
ほんとに
ステキな自然を愉しむ空間ができましたー 

使ったチェンソーを分解して木屑を取り除き刃を砥ぎながら、来月の作業予定と忘年会の日程を話し合いましたよ。

次回は、12月17日9時から東山ふれあいの森の作業です。

 

 

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土に還るっていいかも!

2022-11-05 19:04:50 | 日記

ほら!きれいでしょ?どこにもある里山だよ。

気持ちいい青空に紅葉が映えるね。

 

 

こんな素敵なところに、今日は斜面の散策道に階段づくりをしてみたよ。木で作る階段だから、いずれ土に還るから、また作り直ししなきゃだけど、木はたくさんあるからね、密生して育ったソヨゴやヒサカキ、ネジキなどの木を伐採してまた、階段づくりに利用すればいいね。

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散策と作業のご案内

2022-11-04 11:13:24 | 日記

広葉樹の幹の成長と人の世の出来事を

こうして年輪に重ねてみていくと、

ヒトはなんてちっぽけな存在なんだろーかと思う。

 

 

 

こちらは、三重県名張市の東山ふれあいの森で立ち枯れていたコナラ。

標高が高く厳しい環境で育った幹の年輪幅と比べて、幅広だけれど材は硬くてチェンソーは、うなりをあげてフルスロットルで高速の刃で玉切りしたもの。

薪や木炭、椎茸栽培の原木などへ長年利用されず放置されてきたコナラの木々には、カシナガキクイムシが幹へ大量にアタックして、ナラ枯れ菌が次々に蔓延してしまう。そんな立ち枯れたコナラが東山ふれあいの森にはあちこちにある。

 

そこで

2022年11月5日は、9時から

東山ふれあいの森で里山整備を行います。伐採したり、人が安心して散策できるように、伐採した幹を利用して階段つくりなどをします。

 

よかったら、紅葉の散策ついでに、見に来てくださいな。

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石炭とボタ

2022-11-01 12:37:33 | 日記

石炭やボタ山に興味があったから、元炭坑マンや炭坑住宅に住んでおられた方にお話しをうかがいにきました。黒光りしている石炭と見た目はそっくりなのに、手にすると比重がまったく違うボタ。石炭にならなかった亜炭や硫黄臭がする石炭など、炭坑によって異なる石炭の品質をその用途に応じてブレンドしたり、単に燃料として石炭を利用するだけでなく、さまざまな製品の原料に石炭から抽出したり分離して利用されていることなどをおうかがいつつ、炭坑労働者のご苦労とはるか昔のメタセコイアなどの植物が生い茂っていた時代に思いを馳せた。

 

 

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