自然にみちた水辺づくりプロジェクト

自然にみちた水辺保全の活動を記録するブログ

城北ワンドでオオバン

2018-10-21 11:50:11 | 生物多様性

 イタセンネット定例保全活動の帰り、京都府レッドリスト準絶滅危惧種の「オオバン」。

 カモ類は主に湖沼,湿原,水田などに生息しますが、淀川ワンドはそれに準じる自然環境なんですね。

 他にカモの群れも見えますが、いずれも留鳥の様でまだ冬鴨は来て無いようです。

 

京都府のレッドリスト準絶滅危惧種の「オオバン」。

カルガモにマガモも見えますが冬鴨はまだです。


外来魚駆除釣り大会 in 淀川 2018

2018-05-13 10:00:50 | 生物多様性

 毎年5月に開催される城北ワンドでのイタセンネットが主催「外来魚駆除釣り大会」です。

 朝から天候が良くありませんがイタセンネットの活動は気象警報が出ない限り決行なので、この日は準備が終わって開始時間に成ると降って来ましたが、この後13時過ぎには大雨・洪水 警報、14時過ぎには強風・波浪・雷 注意報が追加されるという大荒のお天気で、私は別件で11時過ぎには退席してますが、おそらく12時頃には終了に成ったと思われます。

 

自己紹介が終わってテント設営中。

準備終わり、雨が降って来ましたが風が強くて横から降って来ます。

受付け。

参加者に釣り竿と一緒にお渡しする餌。

受付が始まりました。

クサガメ。最近は外来種扱いだそうです。

最近の城北ワンドでは珍しい大きなブルーギル。

帰り、堤防の上にマガモのつがい。

雨が小降りの内に離れます。


外来魚駆除釣り大会 in 淀川2017

2017-05-14 10:20:22 | 生物多様性

 イタセンネット主催「外来魚駆除釣り大会 in 淀川2017」です。

 一般参加自由で、15時まで淀川の外来魚駆除が行われます。

 

受付を済ませます。

釣り具も貸して頂けるので、子供たちの参加が多い釣り大会です。

昨日の雨で少し水位は高め。

早速オオクチバスが掛ってます。釣り人は大学1年生の女の子。

オオクチバスの見本として展示されてます。


竹蛇籠製作&設置講習会 その2

2015-10-17 15:43:39 | 生物多様性
 制作した竹蛇籠を木津川の水辺まで運び中に石を詰めて川中に設置します。


対岸に到着。水辺に運びます。


この特設カヌーで対岸に渡します。

3本の竹蛇籠。

カヌーに載せます。

この日は3本しか完成してないので対岸に渡すシミュレーション。

杭打ちが始まりました。

重機で杭を固定。

石詰め開始。

手渡しリレーで石を詰めていきます。

こんな感じに成るんですね。

更に重機で石を一気に詰めていきます。

後ろの竹蛇籠を上に乗せ、石を詰め完成です。

ライフジャケットも準備。

そろそろ終了時刻。

京都大学の竹門先生から終了のご挨拶。

水量が少ないのでこんな感じでいいんでしょうか。


竹蛇籠製作&設置講習会 その1

2015-10-17 09:50:59 | 生物多様性
 木津川上流玉水橋で開催された法人・やましろ里山の会主催「竹蛇籠製作&設置講習会」に参加。

 竹蛇籠とは、竹で編んだ大きな細長い竹籠に石を詰め河川水制の為川に突き出し設置するもので、淀川などではワンドの形成など魚の住み家が生まれ生物多様性につながります。

 その竹蛇籠の製作設置を実験してみようと言う講習会で、時間の経過を検証していくのが楽しみです。


木津川・玉水橋。


主催者から注意事項の伝達。足元の竹かごを18本作ります。

作業開始前の集合写真。120名以上の方が参加されました。

まず基盤を置き、その通り竹を編んでいきます。

5チームに分かれて作業開始。

組始め。

少し手直し。

少し編み上がって来ました。

作業が進んたチーム。ほぼ完成、全長8mの竹蛇籠を18本作ります。

この中に石を詰めます。

 残念ながら8mには届かず5m強に終わりましたが、翌日18日に地元の方が中心にこの後を続けるそうです。
 
私たちのチーム。

こちらはて慣れた方中心のチーム、3本完成。

トラックに乗せ対岸に運びます。


平成ワンドを見てみよう!

2012-11-04 13:01:39 | 生物多様性
 「平成ワンドを見て見よう!」です。

 国交省・河川レンジャーさんの講座です。

 レンジャーさんが、活動の拠点を置いて居られる東淀川区の淀川右岸・再生ワンドの観察会ですが、左岸・旭区側のワンド群と違い外来植物や外来生物で非常に荒れた状態に成っているそうです。

 再生ワンドで有っても維持管理が非常に大切である事がよく認識された観察会に成りました。

 

集合地点の菅原城北大橋北岸に向かう途中の旭区城北公園で「あさひ菊まつり」が開催中でした。


ステージでは、フラダンスの演舞です。

淀川左岸ワンド群。

菅原城北大橋。 何時見ても優美な橋です。

河川レンジャーさんのご挨拶。

 まず菅原城北大橋橋上から、平成ワンド、淀川左岸河川敷の観察を行います。

 

左の連絡路を登って行きます。

淀川左岸。

淀川左岸上流側河川敷。 手前は豊里大橋、これも優美な橋の一つです。

 淀川左岸河川敷には第2次大戦中の爆撃跡とされるこの様な池が多数存在します。

 

 処で、一見すると非常にカラフルで明媚な景観ですが、アゾラやウォーターレタスなどの繁茂で、良く管理された左岸とはかなり違った景観に成っています。

 

河川敷に存在する通称「爆弾池」と云われる「タマリ」群。

9月の漕船体験、突然の豪雨で中止に成ったその時の神戸大漕艇部の「エイト」でしょうか。

予め前日にスタッフと採取されていた、標本です。 白い箱の上は河川敷の葦など。

発泡スチロール箱の仲、同じく前日採取されていた水生植物、外来植物のオンパレード。

通称ジャンボタニシ、スクミリンゴガイと赤い塊が卵。

アメリカザリガニなど、外来生物の宝庫に立って居るそうです。

と云う事で、実際に淀川右岸河川敷まで下りて「平成ワンド」の観察に向かいます。

河川敷道の路傍に佇む「不動明王」。 交通安全祈願だそうです。

秋枯れの河川敷を平成ワンドに向かいます。

平成再生ワンドに到着。

河川レンジャーさんの「平成再生ワンド」解説。

「アオサギ」と左下の方に「バン」。 何方も留鳥です。

 ワンド再生を請け負った施工会社が、ワンドその物の理解に乏しく、石材を多用するなど箱庭的な景観ですが、それもワンドが荒れた一因と云われています。

ワンド周辺に石道が続きます。


観察場所を移動。

夕暮れの「淀川再生ワンド」。

 しかし、左岸旭区側に比べゴミなども多く、東淀川区の地域活動に期待する処です。

ワンド中央に石道が突き出しています。


バンの群れが、カラスに驚いて一斉に飛び立ちます。

右に「ハシボソカラス」左の2羽は「バン」。

帰り道河川敷の「コスモス」。 これも、本来は淀川河川敷の植生では在りません。

 河川敷は、基本的には氾濫時の流木などの被害を防ぐため適時伐採されますが、本来この様な乾燥した植生も、淀川河川敷の植生では有りません。

河川敷の植生。


 この後有志で、今回の見学会に協力を頂いた東淀川区のNPO法人主催の、淀川で採取された外来生物などを食材にしたバーべキュー大会に向いましたが、私は別件で取り敢えず自宅に戻りました。

見学会も終了の時間に成りました。



外来魚駆除釣り大会 in 淀川 2012 秋

2012-10-20 15:08:41 | 生物多様性
 淀川河川敷菅原城北大橋たもとの、「外来魚駆除釣り大会 in 淀川 2012 秋」に向かいます。

 参加したいのはやまやまですが、午後3時までとの事で、終了間際に間に合うかどうかでした。


菅原城北大橋のたもと、淀川堤防の外側で大阪工大が主体の「淀川クリーンキャンペーン」


大学が主体の事業だけに、参加人員の多い事!

堤防を越え淀川河川敷に出ると「外来魚駆除釣り大会 in 淀川 2012 秋」です。

イタセンネットが主体のイベントで、春に続き秋にも開催。

「菅原城北大橋」と「城北わんど」絵に成ります。

橋梁真下から菅原城北大橋。

大阪市環境局の水質調査ブース。大盛況です。

 水質調査の結果も公表されていますが、大阪市内の水質もここ数年で大幅に改善、急激に悪化する前すなわち1950年代当時の状態まで回復しています。

今年の4月に公表された大阪市の河川魚類生息調査結果。


こちらは、大阪府立環境農林水産総合研究所 水生生物センターイタセンパラの水槽展示。

 当日の外来魚駆除の状況ですが、午前10時開始、午後3時までという事でかなり大量に駆除が出来た様で、ちなみにブルーギルが大半だった様です。

粗方片付けも終了、テントをたたむ様です。


私はこれから、淀川区の「淀川河川敷フェス」プレイベントに向かいます。

 秋の夕暮れ少し遠周りには成りますが、河川敷道を淀川河川敷公園まで行く事にします。

大阪市立桜之宮高校・体育館。 河川敷き道から見上げるのは初めてです。


毛馬水門手前、バンが飛来して居ました。

夕暮れの「淀川大堰」。

毛馬閘門。 こちらから見る事は、地元の方以外は釣り人くらいではないでしょうか。

閘門の向こう側、毛馬排水機場・排水口。 右に延びる橋は淀川大堰連絡橋。

淀川堤防の上、毛馬水門手前に「与謝蕪村」の歌碑が立っています。

「蕪村礼賛」。

何時も良く見る毛馬橋からの「毛馬の閘門」。