自然にみちた水辺づくりプロジェクト

自然にみちた水辺保全の活動を記録するブログ

ツバメの 塒(ねぐら) 入り観察会

2014-08-07 18:00:12 | ツバメの塒入り観察会
 民家の軒先などで営巣、子育てを終え巣立ちを迎えたツバメのヒナと親鳥は、南に渡って行く僅かな期間、河川敷や溜池の葦原などに集まり数千羽から数万羽の集団ねぐらを形成します。

 そのツバメたちが夕暮れ時、淀川上流域(伏見・宇治川河川敷)向島葦原で一斉にねぐらに戻る様を観察する、国交省・河川レンジャー崎谷さんの観察会にサポート参加します。


午後5時半ごろ。京阪電車・観月橋駅集合。


宇治川の河川敷を向島の葦原まで歩きます。

 今回の観察会には、枚方市の親子サークルの参加があり、全体で60名近くの参加者に成りました。

途中、虹が出てました。


遠くに伏見桃山城。

観察地点の向島葦原到着。中央に旧三栖閘門。

河川レンジャー崎谷さんの解説。ツバメの生態などのお話です。

左下に1羽。

そろそろ集まって来ました。

宇治川河川敷向島の夕暮れ。

一個の集団が帰って来ました。

空を見上げて観察中。

 最近はツバメが減って来てるんだそうで、最盛期に比べるとボリューム感がないそうです。

空一面、沢山のツバメ集団。


 この時間に成ると、空には同じくねぐらに帰る蝙蝠の集団が飛び回ってます。

そろそろ終了時刻。


 堤防の反対側、旧巨椋池干拓地が広がってます。

足元が危なくならないうちに引き上げます。


午後8時少し前、集合地点の観月橋駅で解散です。


『ツバメの集団(最大時3万羽)ねぐら入り』 観察会

2012-08-09 17:50:07 | ツバメの塒入り観察会
 
 「ツバメの集団(最大時3万羽)ねぐら入り」観察会です。

 国交省淀川館内、崎谷・河川レンジャー主催の観察会で、本来、崎谷・河川レンジャーは淀川の河川レンジャーで、京都市宇治川まで来られる事は無いのですが、最近淀川で「ツバメのねぐら入り」観察会が難しくなっているそうで、淀川沿い大阪からの参加者での観察会です。

 最近大阪市内では、ほとんどツバメの営巣を見かけなくなりました。

 淀川にヨシ原が少なくなった事や、カラスの被害などがよく言われますが、私はヒートアイランド現象による、大阪都心部夜間気温の上昇が原因ではないかと考えます。

集合場所、京阪電車宇治線・観月橋駅。


観月橋を南に渡ります。

観月橋から宇治川。

当日は「シニア自然大学」の観察会と重なったそうで、しばらくは多人数での移動です。

宇治川。

「シニア自然大学」の皆さんと離れ、河川レンジャーの観察チームだけに成りました。

進行方向の左側に成ります、旧巨椋池干拓地。 宇治川左岸堤防から南に成ります。

ツバメが返ってくる日の入りまで、時間が少し有りますので、河川レンジャーの解説。

向島ヨシ原。中央に「三栖の閘門資料館」が見えます。

愛宕山に日が落ちます。 そろそろツバメが返ってくる時刻。

遠くに比叡山、右の天守閣が伏見桃山城。

河川レンジャーのツバメ講座。

 ツバメは、民家の軒先に好んで営巣しますが、これはヒナには天敵のカラスやヘビなどを寄せ付けないためのツバメの知恵なんだそうで、人は人で、昔から軒先に営巣するツバメを幸運の印として大切にしてきた歴史もあります。

写真では見ずらいですが、ツバメが返ってきました。

電線周辺、黒いゴミの様に見えますが、ツバメです。

空一面を覆う様に成りました。

こちらは先程別れた「シニア自然大学」の皆さん。

夕焼け空にツバメです。

 残念ながら、今回ツバメは上空を通り過ぎ別のヨシ原に向かったようで、目の前のヨシ原に急降下、ヤリの様に突っ込んでいく「ねぐら入り」の観察は出来ませんでしたので、また来年やって来る事にします。

観月橋袂の石碑。 すっかり日も落ち、河川敷では少し危険になり慌てて観月橋に戻りました。