日曜日に、家族そろってニューヨーク市のクイーンス地区のフラッシングに出かけた。
先日、家族が、一時帰国から戻ってきた際にJFK空港からタクシーに乗ったのであるが、そのときの運転手さんがウクライナ移民のお爺さんで40年来フラッシングに住んでおられるとのこと。この運転手さんは日本びいきとのことで、道中妙に話が弾んだ。
この運転手さんから、この辺りは40-50年前までは日本人居住区があったが、日本人が裕福になり他の地区に徐々に移っていった後は、中国人と韓国人の方の居住区となったと聞いた。この間の街の変遷を感慨深そうに語っておられた。
フラッシング界隈には、メッツの本拠地シティフィールドUSオープンテニスの会場もあるのであるが、一般的には中国、韓国系のコミュニティとして有名である。
フラッシングの中心地は地下鉄の7番線の終点に位置するのであるが、駅をおりたとたん、中国語の看板とハングル文字の看板が混在しており、ここがニューヨークである事を一瞬忘れさせる。駅を少し歩くと、デパートのメイシーズの支店もあり、アジア系の方にはなかなか便利で住みやすい町なのであろう。マンハッタンのチャイナタウンと比較すると、街はきれいであり、比較的新しいチャイナタウンである事が伺えた。駅から数分歩くと、きれいな新築のアパートが何軒も建設されていて、改めてチャイナパワーを見せつけられた気がした。
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/4e/f33e7721f1ba0ffba1b33ae28bbea1c5.jpg
しばらく歩いていて日本人を全く見かけないことに気づいた。
フラッシングモールという、韓国系と思われるショッピングモールを目指した。途中、道に迷って、韓国人と思われる若いカップルに道を尋ねたのだが、とても親切な方で感激した。ここでのお目当ては、日本の百均ショップと同じ品物が置いてあるという噂の「ばんざい」というお店である。店の看板にも日本語で「ばんざい」との表示があったが、店に入るなり経営が日系でないことは一目瞭然であった。このあたりは御愛嬌。
日本の百均と同じもの(表示も日本語そのまま!)が置いてって驚かされたが、値段は99セントだけでなく、1ドル99セントや2ドル99セントのものも多く、日本の百均ショップより割高であった。
率直に言って、このモールのセンスは、日本でいうところろのひと昔どころかふた昔前?のものに感じられた。
メインストリートを歩く人たちの中に、高級ブランドのカバンを持った若い女性も結構見かけたのであるが、服装のセンスが鞄とどうもあっておらず、これまた一昔前の日本の田舎の雰囲気であった。(雰囲気をリアルに伝えているだけで決して悪意はありません。)
ふと、韓国ドラマの「冬のソナタ」を数年前、医局旅行の際に大ファンである先輩の50代の先生に無理やり見せられた事を思い出した。筋書きや雰囲気が日本の一昔前のドラマのようであったことが印象に残っている。あるテレビ局の方から、日本のマスコミ、某大手広告代理店が「韓流ブーム」なるものを「意図的」に仕掛けていると聞いたことがあるが、とくに年配の方々にとってはある種の懐かしさがヒットの要因となっているのかもしれない。世代が違うためか、私の趣味には合わないようである。
道中、人づてにおいしいと聞いていた、「南翔小龍包」という中華料理のお店で小龍包を購入した。子供たちは口に合ったらしく、帰りがけさらに追加購入した。
始めて訪れた時は無愛想だった店のおじさんが、二回目を購入しにいったときに、「美味しかったのでもう一度買いに来た。」と声をかけると、そのおじさんとお店のお姉さんが素敵な笑顔を見せてくれた。人見知りするシャイなところも、一昔前の日本?のような気がして微笑ましい。
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/a3/7a277bb145a15ed37fc7faf67a155748.jpg
子供と私にとっては、フラッシングはとても楽しいところであった。清潔好き?の妻には、それほどでもなかったのが少し残念であった。(苦笑)
先日、家族が、一時帰国から戻ってきた際にJFK空港からタクシーに乗ったのであるが、そのときの運転手さんがウクライナ移民のお爺さんで40年来フラッシングに住んでおられるとのこと。この運転手さんは日本びいきとのことで、道中妙に話が弾んだ。
この運転手さんから、この辺りは40-50年前までは日本人居住区があったが、日本人が裕福になり他の地区に徐々に移っていった後は、中国人と韓国人の方の居住区となったと聞いた。この間の街の変遷を感慨深そうに語っておられた。
フラッシング界隈には、メッツの本拠地シティフィールドUSオープンテニスの会場もあるのであるが、一般的には中国、韓国系のコミュニティとして有名である。
フラッシングの中心地は地下鉄の7番線の終点に位置するのであるが、駅をおりたとたん、中国語の看板とハングル文字の看板が混在しており、ここがニューヨークである事を一瞬忘れさせる。駅を少し歩くと、デパートのメイシーズの支店もあり、アジア系の方にはなかなか便利で住みやすい町なのであろう。マンハッタンのチャイナタウンと比較すると、街はきれいであり、比較的新しいチャイナタウンである事が伺えた。駅から数分歩くと、きれいな新築のアパートが何軒も建設されていて、改めてチャイナパワーを見せつけられた気がした。
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/4e/f33e7721f1ba0ffba1b33ae28bbea1c5.jpg
しばらく歩いていて日本人を全く見かけないことに気づいた。
フラッシングモールという、韓国系と思われるショッピングモールを目指した。途中、道に迷って、韓国人と思われる若いカップルに道を尋ねたのだが、とても親切な方で感激した。ここでのお目当ては、日本の百均ショップと同じ品物が置いてあるという噂の「ばんざい」というお店である。店の看板にも日本語で「ばんざい」との表示があったが、店に入るなり経営が日系でないことは一目瞭然であった。このあたりは御愛嬌。
日本の百均と同じもの(表示も日本語そのまま!)が置いてって驚かされたが、値段は99セントだけでなく、1ドル99セントや2ドル99セントのものも多く、日本の百均ショップより割高であった。
率直に言って、このモールのセンスは、日本でいうところろのひと昔どころかふた昔前?のものに感じられた。
メインストリートを歩く人たちの中に、高級ブランドのカバンを持った若い女性も結構見かけたのであるが、服装のセンスが鞄とどうもあっておらず、これまた一昔前の日本の田舎の雰囲気であった。(雰囲気をリアルに伝えているだけで決して悪意はありません。)
ふと、韓国ドラマの「冬のソナタ」を数年前、医局旅行の際に大ファンである先輩の50代の先生に無理やり見せられた事を思い出した。筋書きや雰囲気が日本の一昔前のドラマのようであったことが印象に残っている。あるテレビ局の方から、日本のマスコミ、某大手広告代理店が「韓流ブーム」なるものを「意図的」に仕掛けていると聞いたことがあるが、とくに年配の方々にとってはある種の懐かしさがヒットの要因となっているのかもしれない。世代が違うためか、私の趣味には合わないようである。
道中、人づてにおいしいと聞いていた、「南翔小龍包」という中華料理のお店で小龍包を購入した。子供たちは口に合ったらしく、帰りがけさらに追加購入した。
始めて訪れた時は無愛想だった店のおじさんが、二回目を購入しにいったときに、「美味しかったのでもう一度買いに来た。」と声をかけると、そのおじさんとお店のお姉さんが素敵な笑顔を見せてくれた。人見知りするシャイなところも、一昔前の日本?のような気がして微笑ましい。
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子供と私にとっては、フラッシングはとても楽しいところであった。清潔好き?の妻には、それほどでもなかったのが少し残念であった。(苦笑)