腫瘍内科医一家のニューヨーク滞在記

ニューヨーク研究留学中での出来事を感想を交えてメモ代わりにつづります。

法律や倫理は人々を幸せにするものであってほしい。

2014年03月31日 00時16分25秒 | 日記

 平成25年3月31日、、、日本では年度末です。帰国してほぼ一年、都会に来たこともあり多くの方々との出会いがあり、そして、その分、多くの方々とのお別れもありました。

 世の中にあるさまざなま法律や倫理指針といった類いのものは、全体的には過去の歴史や経過の反省から年々より良いものになってきていることは間違いないでしょう。

 問題は、本来は世の中を良くするために用いられるはずの法律や倫理を政争の具にしたり、人の揚げ足取りにしようとするために利用する輩が多いことです。

 本当に悪い人間は、法律や倫理の網の目をくぐり抜ける「悪知恵」が身に付いているものです。

 公正な国際紛争解決能力を持たない国連自体の矛盾はいうまでもなく、東アジアの一部の国による捏造を鵜呑みにした我が国に対するアンフェアな歴史解釈の要求とプロパガンダ、、、政争目的によるマスコミへのリーク合戦、、、ブラック企業といわれる悪徳経営者による人権蹂躙といえる雇用方法、、、環境問題にたいする対応にもあてはまることでしょう。

 ロシアによるクリミア介入の背景を公平に伝えている大手マスメディアも皆無といっていいでしょう。マスコミの方々が無知なのか(信じたくはありませんが)、故意に情報を操作しているのか、、、人間の「悪意(意地悪、嫉妬等)」を数えはじめるときりがありません。やはり、教育が大切なのだと思います。

 我々にとって必要なのは、法律の網の目をくぐりぬける誤ちを正しい方向に導く倫理「感」なのではないのでしょうか。それは、文章化にするだけでは不十分で我々一人一人の心の中に「生きて」いないと意味がありません。

 子供の世界、大人社会にも存在するいじめの構造にも通じるものを感じます。身近なところでは、辛そうな、悲しそうな、そんな人を見て見ぬ振りをしていないでしょうか。それにすら気づかない感性の人間が世の中に増えているのなら、もはや救いようがないのかもしれませんが、、、。

 世の中を進歩させるべく新しいことにチャレンジする人間が法律や倫理の壁(悪意による)で脱落し、ほとんど何もしない評論家的な人間が回り回って最後に生き残ってリーダーになってしまうような国、社会、組織には決して明るい未来は来ないことでしょう。

 厭世観をもつ人々が増えないこと願わずにはいられません。

 微力ではありますが、自分自身も含めた!人々を幸せにするために生きていきたいと思います。笑


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