腫瘍内科医一家のニューヨーク滞在記

ニューヨーク研究留学中での出来事を感想を交えてメモ代わりにつづります。

5月30日(水)のつぶやき

2012年05月31日 04時34分45秒 | 日記
04:44 from web
同僚に二人のアメリカ人のクリニカルフェローがいる。二人とも抜群に優秀で社会性も十分。片方の男性医師MDは典型的なアメリカ型の要領型。片方の女性医師は本物のMD, PhDであり我々と同様ハードワーカー。才能のある人に地道に努力されてしまうとかなわない。やはり今の職場は層が厚い。

17:33 from Tweet Button
日産:本社でNYタクシーを国内初公開 EV転用も可能- 毎日jp(毎日新聞) mainichi.jp/select/news/20…  最近元気のない日本企業の中でNYで国際競争力を見せつけてくれた日産自動車。応援しています。

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ニューヨークの洗礼 ちょっと感動編

2012年05月30日 03時41分32秒 | 日記

現在、アメリカ臨床腫瘍学会総会出発一日前です。

とある件が気になり、同僚に確認のメールを午前3時半に送ると、瞬時に返事が来てとても驚かされました。

「まだ起きていたのか?」との私の問いに、

"Early to bed, early to rise makes a man healthy, wealthy, and wise" - Benjamin Franklin と添えられていました。

ユーモアの中に、ニューヨーカーの凄みを思い知らされることになりました。これは完全に一本取られました。

やっぱりこいつらの仕事の速さは伊達ではありません。

おやすみなさい。今晩はスッキリ爽やかに眠れそうです。


日本でニュースになっている生活保護の受給問題に関して

2012年05月28日 00時23分51秒 | 日記

 日本で、あるお笑い芸人の方の母親が、息子が売れっ子になって数千万円の年収になってからも生活保護を受け続けていた事が大ニュースになっているとのことです。

 私自身は、この芸人さんを公共の電波で糾弾することには全く興味がありません。一個人を国会やマスコミ媒体で個人攻撃する事は見せしめ的な意味合いがあるのでしょうが、いち日本国民としては品がなくあまりいい気持ちはしません。必要であれば、役所がご本人に直接返金を請求すれば良い話だと思います。

 生活保護に関しては、もっと本質的な問題点があると感じております。

 この一件をインターネットで見て、今から10年ほど前の個人的な経験を思い出しました。

 私が某市民病院勤務時代に、ある患者さんについて腹立たしい受給の実態に直面し、生活保護を審査する立場の市の職員の方にクレームをつけた事があります。「医師としてこの方の病気と症状(生活習慣病で無症状!)なら十分に仕事ができると考えます。20代の若くて元気な人に生活保護を継続する事と、もう一度社会復帰して働く事ができるように支援していくことのどちらがこの方の将来のためになりますか。あなたは信念や誇りをもってこの仕事をしているのですか。」などとその患者さんの前で、担当の市の職員の人に若気の至りで熱く語ってしまった事が懐かしくも、少々恥ずかしく思い出されます。

 そのとき、私に生活保護申請の診断書を書いてもらえなかった市の担当の職員の人は、私の上司の科長に泣きついて!継続申請の書類を書いてもらったと後で聞かされ、悲しさとやり場のない怒りがこみ上げましたが、どうしようもなく無力感とともにあきれはててしまいました。その市の職員さんは、生活保護の受給を断るとあとで嫌がらせを受ける等の問題から逃げるために、あとでややこしくなりそうな人たちには基準を故意に緩めて生活保護の支給と継続をしているのだと聞かされました。

 個人的には、生活保護制度そのものは弱者救済の意味合いからは絶対に必要なものであると思いますが、その審査基準と継続基準と運用方法の矛盾の背景には、我が国の先の大戦での敗戦による負の遺産も複雑に絡み合った根深い問題が内在していると感じております。確信犯的に生活保護を受給している人たちの影で、本当に受給が必要な人が必要以上の負い目を感じることなく受給ができるように、政治家、役人の方々も、表層的なことではなくもっと本質的な問題に踏み込んで、真の「公平」(人間社会に平等は困難!)な社会を作っていくためにこの制度を改善するときではないでしょうか。マスコミの方々にも、一人の芸人のニュースでお茶を濁すのではなくて、我々国民の目を覚まさせるような報道を期待したいです。

 情報の隠蔽ではなく、開示(disclosure)こそが社会を良くするものだと固く信じます。


5月26日(土)のつぶやき

2012年05月27日 03時38分20秒 | 日記
13:19 from web
複数の同僚と会話しているときにスラングが出てきて会話についていけなくなってしまうことがあります。マンツーマンの会話では相手がこちらのつたない英語力に合わせてくれているのでしょう。今日は、I won't quit my day jobにやられました。

13:36 from Tweet Button
「努力できる人」は脳が違う wired.jp/2012/05/25/the… @wired_jpさんから 私が根気がなくて面倒くさがり屋なのは私が悪いのではなくて、脳(オツムの出来)が悪いということですな(笑)

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