今日は私たち夫婦の11回目の結婚記念日であり、休日の土曜日でもあるのに、朝と夜に2回仕事に行った。
現在23時過ぎに仕事をしていてさすがに申し訳ない気持ちになっている。
決して家族をないがしろにしている訳ではないことをわかってほしい。といっても、無理か。
日中、時間を見つけて、子供たちとミッドタウンウエストにあるアメリカ自然史博物館へ行ってきた。
目的は現在展示されている「Race To The End of the Earth」である。
今から100年前に、イギリスとノルウェーが国家の威信をかけて南極点到達を争った話を子供の頃に伝記物で読まれたことを思い出されたのでないだろうか。
当時の状況が実に具体的かつ印象的に展示されていた。
勝者ノルウェーよりも、悲劇のイギリス隊、特にスコット隊長にどうしても感情移入してしまう。
死の直前まで綴られた彼の日記から、食料も燃料も尽き果てても、イギリスの隊長としての尊厳を保ちつづけていたことが伝わってきた。いよいよ最期を覚悟したとき、彼は自分自身が最期までgentlemanして生きたことを高らかに宣言するのである。
今回初めて彼の直筆の原文を読むことができ、久々に感動を覚えた。
子供たちにとっても、真冬には-60度にも達する南極の極限の厳しさや、機械式の雪上車に代表されるハイテク満載のイギリス隊よりも犬ぞりと軽装備でフットワークを追求したノルウェー隊が勝利を収めた事は強く印象に残ったようである。
子供たちは、遭難してなくなったイギリス隊の遺族のことを自分の事のように心配していたので、展示内容を翻訳して、政府が現在の貨幣価値で約700万ドルを用意した事を伝えた。少しではあるが、子供たちの慰めになってくれたようである。
帰り道、セントラルパークを歩いてきたが、子供たちから南極探検の質問の嵐であった。
写真は自然史博物館3階に展示されているモアイ像
現在23時過ぎに仕事をしていてさすがに申し訳ない気持ちになっている。
決して家族をないがしろにしている訳ではないことをわかってほしい。といっても、無理か。
日中、時間を見つけて、子供たちとミッドタウンウエストにあるアメリカ自然史博物館へ行ってきた。
目的は現在展示されている「Race To The End of the Earth」である。
今から100年前に、イギリスとノルウェーが国家の威信をかけて南極点到達を争った話を子供の頃に伝記物で読まれたことを思い出されたのでないだろうか。
当時の状況が実に具体的かつ印象的に展示されていた。
勝者ノルウェーよりも、悲劇のイギリス隊、特にスコット隊長にどうしても感情移入してしまう。
死の直前まで綴られた彼の日記から、食料も燃料も尽き果てても、イギリスの隊長としての尊厳を保ちつづけていたことが伝わってきた。いよいよ最期を覚悟したとき、彼は自分自身が最期までgentlemanして生きたことを高らかに宣言するのである。
今回初めて彼の直筆の原文を読むことができ、久々に感動を覚えた。
子供たちにとっても、真冬には-60度にも達する南極の極限の厳しさや、機械式の雪上車に代表されるハイテク満載のイギリス隊よりも犬ぞりと軽装備でフットワークを追求したノルウェー隊が勝利を収めた事は強く印象に残ったようである。
子供たちは、遭難してなくなったイギリス隊の遺族のことを自分の事のように心配していたので、展示内容を翻訳して、政府が現在の貨幣価値で約700万ドルを用意した事を伝えた。少しではあるが、子供たちの慰めになってくれたようである。
帰り道、セントラルパークを歩いてきたが、子供たちから南極探検の質問の嵐であった。
写真は自然史博物館3階に展示されているモアイ像