腫瘍内科医一家のニューヨーク滞在記

ニューヨーク研究留学中での出来事を感想を交えてメモ代わりにつづります。

理想の国!?日本に乾杯

2012年09月30日 01時14分06秒 | 日記

週明けから、毎年恒例の大御所の先生主催のカンファレンスがミッドタウンのホテルで開催されます。

大御所の先生は昨年末にお亡くなりになり、ことしは大先生の追悼式の意味合いを持ちます。

直前の週末であり、日本からのお客さんが沢山こられ、何人かの方々とお会いしました。

やはり、話題として中国、韓国との領土問題が中心になります。

日本には言論の自由があります。このことは中国、北朝鮮、韓国(どうやら親日派に社会制裁を加えるこの国にも、真の言論の自由はなさそうです。)と我が国の決定的違いであり、絶対的に我が国が誇れるところです。

だから、以下のブログに取り上げられている左翼思想の文化人や経済人の方々に対しては、個人的には好きになれないものの、彼らにだって言論の自由があります。

http://d.hatena.ne.jp/kibashiri/20120930/1348969660

http://blogos.com/article/47521/?utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter

ところで、本日の会食中、師匠が面白いことをおっしゃっいました。

マルクスとレーニンと毛沢東があの世で嘆いているそうです。

「我々が目指した共産主義社会は我々の祖国では全く根付いていないことは嘆かわしいなあ。」

(貧富の差が激しい不平等な独裁国家になってしまった。)

「いや、世界にひとつ我々の理想をほぼ実現している国があるじゃないか。」

「たしかに、我々が理想とする社会に最も近い希望の国があるな。」

「そうか、日本だ!!!」

一同大爆笑でした。

 

日本の左翼系文化人の皆様、あなたの祖国日本こそが、あなたたちの理想を追求できる唯一の国ではないでしょうか。

なのに、どうして今だに自分の国を卑下するのでしょうかね。

あなたたちの屁理屈、わがままを許してくれる優しく懐の深い国民は、世界中見渡してもわが日本国民だけでしょう(苦笑)。

言論の自由が有り、なんだかんだいいながらお人好しで他国に寛容で優しく、平和な世界でも稀有の奇跡の国、わが日本に乾杯!

チャン、チャン。失礼しました。


本物だけが感動を与えることができる。

2012年09月26日 23時41分00秒 | 日記

私は音楽が大好きです。

個人的には辛気臭く感じられる演歌と、秋元康氏が手がけるAKB48だけは、どうしても好きになれませんが(ファンの人ごめんなさい。)、基本的に気に入れば何でも聞くといってもいいぐらいです。

その中でも最近はまっているのがジャズピアニストの上原ひろみさんです。個人的には、脂の乗り切った現在、勢い、演奏力ではこの分野ではひょっとして世界最高かもしれないと思ってしまうぐらいです。CDよりも、とにかくライブが凄いです。

近年は毎年、ニューヨークの老舗ジャズクラブのブルーノートで一週間連続!公演を続けています。また、昨年は、伝説的なベーシストであるスタンレークラークのアルバムに参加しグラミー賞も受賞されました。今年はそのスタンレーとのデュオでブルーノートで公演を行いました。

 

アメリカで下積みから世界の頂点まで駆け上がってきた、彼女の演奏は説得力には満ちています。表面的な知識だけでわかったように語る「評論家」のような人が分野を問わず、世の中にあふれていますが、そのような人にこそ、本物を、「見て」「聞いて」「感じて」いただきたいです。今回のNY公演の最終日の最後の公演には、ジャズ界のリビングレジェンド「チック コリア」、最強のセッションベーシストのアンソニージャクソン、アースウインドアンドファイアーのメンバー、後で知りましたがチェコ共和国の大統領まで聴きに来られていたそうです。妻にも、ぜひ生で聞かせてあげたいです。

以下に、上原さんのすばらしい言葉を引用させていただきます。

近年、インターネットは普及し、音楽も含め、どんなものもネットで買えるし、ライブ映像だって、簡単に動画で見れる時代になった。最近はスーパーの買い物さえインターネットでできる。
人と人との関わりは、30年前に比べたら、本当に薄くなった。
でも、こうやって足を使い、旅をして、人と出逢っては別れ、
という生活を繰り返していると、人は人に生かされていると痛感する。
私が戻りたい場所は、世界遺産でも、おしゃれな場所でもなくて、
人と本気で向かい合った事実を感じる場所だ。
自分で、探して、求めて、つかみ取る場所。

どこにでも、必ず輝きに満ちている場所がある。
それを熱望する事は、私の人生にとても大切だ。
一見何も魔法が起こらなそうな場所も、たくさんある。
みんな「ただのいち仕事」として、仕事をしている時もある。
でも、仕事以上の仕事にするために、
まずは状況や環境にふてくされる前に、
自分から魔法を起こす努力は不可欠だ。

一緒に仕事をしたい人を、世界中に増やそう。
また逢いたいと思える人を、世界中に増やそう。
うまくいかない時だってある。
でも、出逢いたいから、探し続ける。
毎日畑を耕すように。花に水をやるように。コツコツと。


同年代だから感覚が近いのでしょうか?

2012年09月19日 01時19分28秒 | 日記

 今回もツイッターからの転送です。

 外交に威勢のよさは要らない、外交に必要なのはずる賢さだ - 2012年09月19日の橋本大阪市長のツイート 

→ 賛否はともかくこの人は自分の言葉で話をされていると感じられます。

 海外で仕事をしているものとしては、この感覚はわかる気がします。

 彼の発言を不謹慎とみるか、否か。

 私は、彼の物事に対する勘というか嗅覚は相当鋭いと感じています。上品ではないかもしれませんが、実社会において、堅気のひととも、堅気でない人ともたくさん「渡り合って」きた人の発言だと感じます。そういえば、コスプレ問題のかわし方もダメージを最小限に食い止め、大したものだと思いました(笑)。嘩の仕方、駆け引き、実社会ではクレバーな人はここで出てくるような手練ぐれんを用いて少しでも自分を有利になるように振る舞います。

 一番、共感をえたところは、領土問題に関する日本の学校教育と、中韓の公教育の温度差のちがいです。理屈がどうかはともかく、相手国は領土問題で必死さを感じます。何事も願わなければかないません。

 ニューヨーカーのしたたかさも凄いです。一時も気が抜けません(苦笑)


今もブログとTwitterとの連携がうまくいかないようです。

2012年09月14日 21時08分05秒 | 日記

 日本と中国、韓国の関係は悪化する一方です。

 日曜日はNYの領事館前で中国系住民による反日デモが行われます。尖閣諸島の問題、理屈や国際法での説明は中国の方には全く通用しないようです。彼らはかの国の教育で尖閣諸島が自分たちのものだと思い込んでいます。彼らは、その話題が出たとたん、急に感情的になって反論してきます。(苦笑)日曜日は領事館に近づかないようにと、領事館から在米邦人に対して注意喚起のメールが届きました。

 

 以下、先週のtweetした記事をメモ代わりに転送します。

「竹島は日本の領土」と書き込んだ 「親日派」韓国13歳の少年検挙   

→もしこのようなことが韓国で本当に行われているのだとすれば、とてもお付き合いできない隣国ということになってしまいます。ますます、日本国内で韓国を毛嫌いする人が増えると在日韓国人の方は辛いだろうなあ。

 


ただ自己研鑽あるのみ

2012年09月09日 22時35分03秒 | 日記

 久しぶりに母校の腫瘍内科のメーリングリストにある投稿がありました。

 その内容を見て、ふと数年前に起こった不愉快な出来事の記憶が蘇りました。なぜか、今はそのことを思い出しても不思議と腹がたちません。

 留学前は自分自身の視野が狭く、相対的評価の世界に無自覚のうちに巻き込まれていたとつくづく思います。

 その世界からはなれて約3年が経過し、帰国が迫ってきつつありますが、留学前に決めた自分自身の目標に到達できていないところがたくさんあります。

 次に与えていただく環境に値する仕事ができるように、今はひたすら自己研鑽に努めないといけません。

 家族のことを常に大切に考えつつ、自分が世の中に少しでもお役に立てるように地道に進んでいきます。

 不肖の私を応援してくださっている皆様、これからもご指導ご鞭撻どうかよろしくお願い申し上げます。