腫瘍内科医一家のニューヨーク滞在記

ニューヨーク研究留学中での出来事を感想を交えてメモ代わりにつづります。

息子の8歳の誕生日

2010年11月27日 03時26分15秒 | 日記

 今日11月26日は、息子の8歳の誕生日。

 今年は昨夜から、娘がお友達宅に旅行へ連れて行っていただいており不在のため、久しぶりに男同志仲良く出かけた。妻は息子のリクエストした料理を家で準備してくれていた。

 昨日25日はサンクスギビング休暇でほとんどの店がお休みだったので、誕生日当日に息子のケーキを買いに息子と出かける。先に記したとおり、息子は乳製品が食べられないので、先日紹介した「Stogo」http://stogonyc.com/へ行くも、本日はケーキはないとの悲しい返事。

申し訳なく思われたのか、お店の方が「ケーキはBaby Cakeshttp://babycakesnyc.com/から取り寄せているので問い合わせてみます。」と言って確認してくれたが連絡が取れず。結局、誕生ケーキは明日改めて買いに行くことにしてお預けとなってしまったが、息子は文句ひとつ言わずに納得してくれた。私の幼少時そっくりで、いたずら好きで所謂大阪弁で言うところの「いらんことしい」で、最近は上の娘に煙たがられている息子であるが、根は思いやりのある優しい子なのである。親ばか入ってすいません。

 息子に申し訳ないので、近くのうどん屋さんに連れていった。そう、ここイーストビレッジは日系の店が多いところである。驚いたことに、店内に10数人いた客のうち、日本人は我々二人であとは、全員韓国系と思しき人たちであった。息子が不思議そうに周りの客を見ていたので思わず笑いそうになった。最近つくづく思うのであるが、ニューヨークの日系のお店では、日本人よりも韓国人や中国人の客の方が明らかに多い。イーストビレッジも徐々にコリアンタウン化が進んでいる印象を受けた。

その後、息子と一緒にタイムズスクエアのトイザらスへ。息子と一緒にニンテンドーDSのソフトを見に来たのであるが、ゲーム機の進化には目を見張るものがある。その中でも、プレイステーション3の野球ゲームのデモが置いてあり、大げさでなく本物の大リーグのテレビ中継かと思うぐらいのリアルさで驚かされた。野球大好きの息子も多いに興味を持ったのだが、プレイステーション3を買うことに妻の許可が出るとは到底思えないことは息子も百も承知のため、男二人お互い暗黙の了解で何も言わず寂しく帰ってきた。代わりに、夜は男二人で「エポック社の野球盤」で対戦し大いに盛り上がった。この一年、毎晩のように野球盤で自主トレ?してきた息子の投球に、二塁も踏ませてもらえず完封負けを喫してしまった。

妻には野球盤の面白さがまったく理解できないらしい・・・。

表題の写真は、イーストビレッジからSOHOへ向かう途中に見つけた壁の落書きというかアート!?なぜかライトアップされている。なんだか分からないが印象的でどうしても頭から離れない。これが何か分かった人は是非教えてください。

 

 


11月23日(火)のつぶやき

2010年11月24日 01時29分22秒 | 日記
13:56 from web
最近、上司がマスコミのインタビューを受けることが多い。今日もTV局が取材に。確かに上司は立派な人物で尊敬しているからこそ、ここに来たのだが、彼が医師研究者としてこの分野でNo.1かと言われると?である。職場のブランド力、政治力がものを言っているのであろう。少し考えさせられた。
13:57 from web
最近のとある国の閣僚の何人かの方の発言や行動から、ふと「ピーターの法則」を思い出した。
13:59 from web
我が家には小学生の子供が二人いるが、子供手当は支給されていない。領事館には家族全員の個人情報を届けているので海外在住者の身元が把握できないという説明は矛盾していると思うのだが。 みなさんどう思われますか。
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子供の学園祭でリフレッシュ Deregulationが好きなアメリカ人

2010年11月23日 04時14分34秒 | 日記

先週末、子供の通っている小学校の学園祭があった。学年ごとに劇やパフォーマンスを行うのであるが、生徒たちが二ヶ月ほど一生懸命練習して学園祭当日を迎える。

両親を驚かせたい我が子たちは、本番まで一切内容を知らせてくれない。

「今年はどんなことをするの。」と訪ねてもうれしそうに目を輝かせがら、「当日のお楽しみ。」といって決して口を割らない。(笑)

上の娘の4年生は、生徒自作の喜劇を演じてくれた。各生徒のソロのパフォーマンス、早口言葉、ラインダンスなど、なかなか工夫を凝らしてあり、観客一同爆笑であった。笑いだけでなく泣かせる演出が加わればということないが、小学生ではそこまで計算しないか。

下の息子の2年生は、象の卵!?をほしがる王様の話。息子は、家来役で脇役であったが、元気よく歌って踊ってくれた。終了後、なんで王様役をやらなかったのというと、ばつが悪いのか返事をしない。大臣役はじゃんけんで負けたとのこと。

子供の同級生のご両親のご好意で会場となったニュージャージー州の大学までご一緒させていただいたのだが、帰り道、そのご家庭の知人宅へお邪魔した。ニュージャージー郊外の素晴らしいお宅で、とくに奥様ご自慢のキッチンは日本では見たことがないような「一室すべてキッチン」といった感じの豪華で素敵なもので、いつか妻にこのようなキッチンをオーダーしてやりたいと思った。

そのご家庭はご主人がアメリカ人(スウェーデン系のためか身長が高い!)、奥様が日本人というカップルであり、うちの子供たちより年上の娘さんたちはバイリンガルであった。上の中学生の娘さんは英語のつたない娘や息子に対して臨機応変に日本語で親切に対応してくれたそうで、そのことに強い刺激を受けた様子であった。

奥様たちは、日本語でウッドベリーコモンという郊外の巨大なディスカウントモールの話で盛り上がっており、話題についていけず暇になりかけていた私を気にかけてくれたのか、ご主人が、アメリカ最古というYuenglingというメーカーのビールを勧めてくれた。http://www.yuengling.com/ たしかに、すっきりした後味で日本のビールに慣れている我々にとっても違和感のないビールであった。

私は英会話はまだまだ全然ダメだが、しばらく男同士の輪に入って話を聞いてみることにした。スウェーデン系のお父さんは経営のコンサルタントで独立されており、もう一人のお父さんはドイツ系でビルの設計のお仕事をされていてインテリジェンスの高い方達であった。お互いの意見が食い違う場面がたくさんあったのに楽しそうに話をされていたのが印象的であった。日本では、このような場合に、「人それぞれ考え方が違うから。」などと言うと少し感じが悪い印象を相手に与えてしまいかねないが、こちらでは色々な立場の人がいるということが大前提にあるのであろう、相手の意見に賛成しないからといって不快感を与えることはならないようである。

民主党と共和党の金融政策の違いを始め、現在の経済不況に対する意見交換であった。彼らの意見の端々に、政府に頼るよりも規制緩和(Deregulation)によって市民が自己責任で行動する機会を増やすべきだと考えていることが伺われた。彼らは、日本での小泉政権時代の金融政策を評価していたので、思わず、「あの時代に日本から大量の金融資産が海外へ流出してしまったと言われており、成功とは言い難い。勿論、我々日本人も将来的にはグローバススタンダードに適応していかなければならないが、少なくともあの時点では多くの日本国民にとっては準備不足で早すぎたと考えている。」と反論した。ご主人は、「たしかに立場が違えば見方も異なるから。」と肯定も否定もしなかったのが印象的であった。

お上意識が抜けきれない日本人には新鮮な感覚であった。

久々にリフレッシュできた一日であった。


11月22日(月)のつぶやき

2010年11月23日 01時27分49秒 | 日記
03:49 from web
子供のお友達のアメリカ人のお父さんお二人と雑談していると、最近の経済関連の話題に。小泉首相時代の金融緩和政策がアメリカでは評価されていると聞き思わず反論。「日本国民にとっては大量の富の流出を招く一因となった。我々には早すぎた。」と。立場が変われば見方も変わるということか。
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11月16日(火)のつぶやき

2010年11月17日 02時56分16秒 | 日記
14:53 from web
今日もいつもの悪い癖が出てしまった。座るとすぐに寝てしまうのである。講演の内容はとても興味深かったのだが。前から3列目で居眠りとは演者の方には申し訳ないことをしてしまった。
14:56 from web
1ドル80円を切るのを待つこと一カ月。最近、徐々に円安になってきてしまい、円からドルへの換金のタイミングが難しい。
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