釣りをしていたおじさんに
「釣れますか?」
と聞いたら、
「いや〜、コロナを怖がって、
魚も寄ってこないなぁ。」
という返事に笑ってしまった。
どんな魚が釣れるのか
魚の話をしていたのに、
やっぱりどうしても
コロナの話になってしまう。
金曜日に沖縄の緊急事態宣言が
さらに2週間延長された。
「地元民は自粛で、
旅行客はご自由にとは、
なんだか変な話だ。」
その話を聞いて、
ピンとひらめいた。
そうか、その手があった。
車をそのまま持ってきたから、
県外ナンバーの私は、
スーパーに行くにもなんとなく
気が引けていた。
自粛前に地元のカフェに行った時も、
他のお客さんに
「県外の車が来ているんですか。」
と聞かれたそうだ。
この時期にわざわざ車でくる人も
いないだろうに……と思いながらも、
観光客と間違えられることを怖がっていた。
開き直って観光客立場でいればいいのか……。
「いいヒントをありがとうございました。」
という気持ちになった。
旅行できている人たちは、
肩身がせまい思いをしているに違いない。
飛行機の予約をした時は
こんな風になるとは
思っていなかっただろう。
美ら海水族館もしまっているし、
いろんなお店もしまっているし、
お店によっては、
「県外の方はお断り」って言われるし、
楽しむどころではないだろう。
このコロナでいろんな人の考えの違いが
浮き彫りになってきた。
情報がありすぎてどれが正しいとも
言い切れない状況だから、
自分が信じたことを
責任を持ってやっていくしかない。
散歩中話しかけるのは
マスクをしていない人限定にしている。
後は、すれ違っても挨拶するだけ。
今は、話しかけやすい人が、
一目でわかるから、ある意味便利だ。
外でマスクをしていないのは、
テレビ以外の情報を入れているという証拠。
“お互い仲間ですね”という
妙な親近感を感じる。
おじさんと別れた後、
海に浸かってアーシングしていたら、
すぐ近くを魚の群れが泳いでいた。
釣れないのは
コロナのせいではなかったようだ。
去年のお盆は台風一過の後、
父の送り火をみんなでしていた。
当たり前のお盆の一コマが、
懐かしい思い出になってしまうなんて、
あの頃の私は夢にも思わなかった。
できる時にできることを
悔いなくやっておこう。
こんな時こそ、「青い猿」のエネルギーを使って、
困難も遊び感覚で乗り越えよう。
そして、来年の今頃は、
ああ、こんな時もあったなあと
懐かしく思い出せるようになると信じて……。
☘️8月17日(月)☘️〜マリマヤ便り〜
K141 赤い龍・青い猿・音11
自然体を心がける日。
ありのままの人生を
ざっくばらんに生きてみよう。
無理をしない、
気負わない、飾らない。
自分にフィットする自然な生き方を志そう。
K141〜K144
勇気ある撤退の時。
実力があっても、
一歩引いて控えめにしたほうがうまくいく。
人事を尽くして天命を待つ。