「白い犬」の4日目。
K173〜K176は、「風山漸(ふうざんぜん)」
という「小を積んで、大となす」
積み重ねの期間。
『順序よく進む。
飛ぶ前に1人で歩けるようになろう。』
という時だけに、私たち親子も
別々の時間を過ごす練習中。
本来なら、娘は大学、
陽斗は保育園へ行き、
私はいろいろな場所で
マヤ暦を教えて回る……という計画だった。
しかし、大学はオンライン講座、
保育園はなかなか空きがない、
コロナ騒動でどこにも行けないという状況で、
このまま来年の春まで続くかも…。
と思われていた。
しかし、7月31日に急に保育園が決まった。
それは、K124の日で、亡き父のキンバースデー。
孫である娘のことを
目に入れても痛くないほど可愛がっていた父は、
娘が2歳の時に肺癌で亡くなった。
それからも、きっと娘のことを
ずっと見守ってくれていたんだと思う。
娘が小学校3年性の時に、
初めて幽霊を見たと言ったのは、
実家の前のミカン畑にいる父だった。
そして、娘が2回目に見つかった日が、
父の命日だった。
前日に母が仏壇の前で、
「お父さん、上から見て探してよ。」
と祈ったと後から聞いた。
娘自身も「もうダメ、これが限界」
と口にしたのがその同じ日だったという。
そして、11月26日に保護された。
母の方も娘から、
同じ日だったと聞いて驚いていた。
ただの偶然かもしれないが、
父が見守ってくれていると思った方が嬉しい。
話はそれてしまったが、
保育園が決まり、大学も夏休みになり、
コロナの緊急事態宣言も解除され、
やっと動けるようになった。
そして何気なくとった飛行機の便が
秋分の日の翌日だった。
何か大きな変化があると言われている
今年の秋分の日。
私たち家族にとっても、
新しい分岐点になりそうだ。
その前の今は準備期間。
娘たちは、ネオパークへ。
私はカフェで1人の時間を過ごした。
帰ろうと外に出たら、
日差しが強くて溶けてしまいそう。
「今頃2人、暑すぎて熱中症になってないかな。」
なんて、つい思ってしまう自分に
「いらぬ心配、余計なお世話」
と自分でつっこむ。
よく見たら、2人がいる方角は厚い雲。
これなら、きっと大丈夫。
その時ちょうど「ゾウガメに乗ったよ。」
と写真が送られて来た。
腹を出したはら坊…いや、はる坊。
100kgまで乗せて歩くことができるというゾウガメ君。
誰も乗っていないから、
何度も乗せてもらったらしい。
ふれあい広場の300円の入場料だけで、
カメにまで乗れるとは。
(ネオパークの年間パスポートは2000円)
案の定、あの黒い雲は雨雲に変わり、
帰りは大雨になったようだ。
駐車場まで濡れながら行こうとしたら、
見知らぬ男性がわざわざ追いかけて来てくれて、
傘をさしてくれたらしい。
心配しなくても誰かが助けてくれる。
沖縄は、子供づれにとても優しい。
娘はこのまま沖縄で暮らしていきたいという。
私は、どこでどうしているのだろう。
2020年の夏至の日に
「依存から自立へ」と日記に書いてあった。
そして、秋分を迎えた後に、
実際に行動に移す流れになっていた。
直感で選んだ点と点が、
後から線になっていることに驚いた。
さあ、新たな出発の時は近い。
私だけでなく、多分みんなも。
☘️9月20日(日)☘️〜マリマヤ便り〜
K175 青い鷲・白い犬・音6
バランスを崩した心を癒す日。
自分のために自分の時間を使おう。
自然の中で過ごしたり、
気の合う仲間との時間を過ごしたり、
本当に大切なものが何なのか
見つめる時間を大事にしよう。
K173〜K176
順序よく、一歩ずつ進もう。
飛ぶ前に、一人で歩けるようになろう。
覚悟を持ってことに当たれば、
大きな成果が約束される。
積み重ねる生き方が宝を生む。